ずっと昔、私が子供のころ、うちにあった「暮らしの手帳」に、
それはそれはとてもおしゃれなパリの女の子の普段着の写真が載っていました。
何枚かあったと思いますが、どれもすばらしいコーディネートなのです。
もちろん女の子なので、服を買うのはお母さん。
そのお母さんの洋服を買うときのポリシーはこうでした。
「赤、青、白のトリコロール以外の服は買わないこと」
確かによく写真を見てみると、服だけでなく、カバンやマフラーなども、すべてこの3色で構成されています。
そして、これこそが、もっとも簡単におしゃれに見える秘訣なのです。
どこのだれかが言ったわけでもなく、別に学校で習ったわけでもないのですが、
服をコーディネートするときには、3色以内にすべしというルールが存在します。
つまり、全部の色を3色以内におさえるということ。
もちろん、ファッションですから、いつでも例外はありますが、
おしゃれに自信のない人ほど、このルールを実行すると、
見違えるようにおしゃれに見えるようになります。
そして、どんなハイブランドでも、このルールを守ったコーディネートを発表しているところが非常に多いです。
とにかく、わからなくなったら3色以内にする。
まずはこれを実践してみてください。