ファッションレッスン初級は、
『わたし史上最高のおしゃれになる!』にあるメソッドについてのものを
グループレッスン用に再編集したものです。
でき上がったマップと、ワードローブ分類表について私がチェック、アドバイスします。
ワードローブ構築がわからない方、
被服費を減らしたい方、
おしゃれに見える方法を知りたい方、
服の枚数を減らしたい方、
「服はたくさんある、だけれども、着るものがない」方など、
ごく普通の人のための講座内容ですので、
お気軽にご参加くださいませ。
※ファッションレッスン中級を受けた方たちに聞いた
初級を受けた後の変化です
・全体の枚数が減った(40~60枚くらい)
・着ていない服がなくなった
・買うものが決まっているのでやたらと服を買わなくなった
・「どこで服を買うのですか?」と聞かれる
・被服費が可処分所得の1割以下になっていた
・毎日、楽になった
等がありました。
※ファッションレッスン中級は、ファッションレッスン初級を受けた方が受講できます。
日時:2018年12月28日(金)
場所:神奈川県藤沢市、小田急江ノ島線長後駅付近
時間:11:30~16:30
定員:8名
対象:どなたでも
参加費用:2万円(当日現金払い)
主催 小林
注意事項:主要交通機関が止まるような天候等の場合、中止にいたします。
※当日、ご自分のワードローブの分類表を作ります。そのためご自分のもう既に持っていて、これからも着る予定のアイテムを撮影した写真が必要となります。
お申し込みは
fateshowthyforce@gmail.com
まで、
メールのタイトル「12月初級」とし、
・お名前(本名)
・年齢(20歳代、30歳代、40歳代、50歳代など)
・自分の服選びの際、参考にするファッション誌があればその雑誌名(ない場合は結構です)
をご記入の上、お申し込みください。
定員に達しましたら締め切ります。
ページ
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2018年11月28日水曜日
2018年11月20日火曜日
1週間分のワードローブでよい理由
拙著『わたし史上最高のおしゃれになる!』において、
人々の記憶は月曜日に1週間分がでリセットするので、
それぞれの季節で1週間分のワードローブが用意できればよいと書きました。
この場合の記憶とは、もちろん短期記憶のことです。
このことは、私の観察した結果、知り得た記憶に関する人間の特性だったのですが、
私以外にも似たようなことに気づいた人は過去、きっといるはずだと思っていました。
しかし、膨大な資料の中からあてずっぽうにそれを探すのは困難で、
本を出版するまでに、その根拠となる記述を見つけることはかないませんでした。
しかしつい先日、アメリカの認知心理学のジョージ・ミラーが提唱した、
「短期記憶は7プラスマイナス2までである」というミラーの法則というものがあると知りました。
もちろんこれには異論があって、必ずしも7であるとは限らないとも言われていますが、
おおむね7前後であるということはどうやら間違いないようです。
ミラーの法則については、七不思議、七大陸、虹の七色などがその例とされています。
私が観察して発見したのは、もうひとつ、記憶のリセットが月曜日にされるということで、
これは曜日と着ていたものとがひも付けされて記憶されるせいではないかと思われます。
つまり、月曜日はこれを、火曜日にはあれをというように、
記憶を引き出すときのキーワードが曜日となるからです。
そして、その7日分が1セットの記憶となり、
リセットされるのが月曜日である、というわけです。
もちろんどんなものにでも例外がありますので、
すべての人が絶対そうである、などとは言いません。
そういう傾向がある、ということです。
ミラーの法則などを持ちださずとも、多くの人は自分も、
そして他人も、1週間以上前に何を着ていたかなど覚えてはいないでしょう。
それは1週間前、何を食べたかほとんど覚えていないのと一緒です。
私たちは私たちの脳の特性に逆らうことができません。
特殊な才能の持ち主でない限り、
覚えてられないものは覚えられません。
気温が低ければ寒く感じ、高ければ暑く感じるように、
身体の生理的な反応にも逆らえませんし、
ひとつ以上の身体を持つことも不可能です。
一方、欲望は限度を知りません。
野放しにしてしまえば、どこまでも欲しがります。
その欲望からは、誰もあなたを守ってくれません。
放っておけばその無限の欲望が、あなたを滅ぼすことにもなりかねません。
ですから、私たちは欲望の上位に知性を置いて、
それをコントロールしなければならないのです。
短期記憶が7プラスマイナス2までなのだから、
シーズンごとに1週間分のワードローブでよいと考えるのは、
とりもなおさず知性の働きです。
つまり、それは非常に知的であるということです。
知的であることを多くの人が望みます。
お望みならば、それは得られます。
低次の欲望を乗り越えられる人というのは、
十分に知的であり、おしゃれな存在です。
無限の欲望をコントロールして、
それに囚われないようにしましょう。
低い欲望のままに生きることは、
美しくないと、知りましょう。
☆賢くお金を使って、無駄な買い物をなくすための方法論、
新刊『お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック』アマゾンさんのリンク先はこちら。
☆ワードローブの作り方初級編、
『わたし史上最高のおしゃれになる!』発売中!アマゾンさんはこちら。
2冊あわせてどうぞ!
※メールにての個人的なご質問、ご相談は受け付けておりません。
人々の記憶は月曜日に1週間分がでリセットするので、
それぞれの季節で1週間分のワードローブが用意できればよいと書きました。
この場合の記憶とは、もちろん短期記憶のことです。
このことは、私の観察した結果、知り得た記憶に関する人間の特性だったのですが、
私以外にも似たようなことに気づいた人は過去、きっといるはずだと思っていました。
しかし、膨大な資料の中からあてずっぽうにそれを探すのは困難で、
本を出版するまでに、その根拠となる記述を見つけることはかないませんでした。
しかしつい先日、アメリカの認知心理学のジョージ・ミラーが提唱した、
「短期記憶は7プラスマイナス2までである」というミラーの法則というものがあると知りました。
もちろんこれには異論があって、必ずしも7であるとは限らないとも言われていますが、
おおむね7前後であるということはどうやら間違いないようです。
ミラーの法則については、七不思議、七大陸、虹の七色などがその例とされています。
私が観察して発見したのは、もうひとつ、記憶のリセットが月曜日にされるということで、
これは曜日と着ていたものとがひも付けされて記憶されるせいではないかと思われます。
つまり、月曜日はこれを、火曜日にはあれをというように、
記憶を引き出すときのキーワードが曜日となるからです。
そして、その7日分が1セットの記憶となり、
リセットされるのが月曜日である、というわけです。
もちろんどんなものにでも例外がありますので、
すべての人が絶対そうである、などとは言いません。
そういう傾向がある、ということです。
ミラーの法則などを持ちださずとも、多くの人は自分も、
そして他人も、1週間以上前に何を着ていたかなど覚えてはいないでしょう。
それは1週間前、何を食べたかほとんど覚えていないのと一緒です。
私たちは私たちの脳の特性に逆らうことができません。
特殊な才能の持ち主でない限り、
覚えてられないものは覚えられません。
気温が低ければ寒く感じ、高ければ暑く感じるように、
身体の生理的な反応にも逆らえませんし、
ひとつ以上の身体を持つことも不可能です。
一方、欲望は限度を知りません。
野放しにしてしまえば、どこまでも欲しがります。
その欲望からは、誰もあなたを守ってくれません。
放っておけばその無限の欲望が、あなたを滅ぼすことにもなりかねません。
ですから、私たちは欲望の上位に知性を置いて、
それをコントロールしなければならないのです。
短期記憶が7プラスマイナス2までなのだから、
シーズンごとに1週間分のワードローブでよいと考えるのは、
とりもなおさず知性の働きです。
つまり、それは非常に知的であるということです。
知的であることを多くの人が望みます。
お望みならば、それは得られます。
低次の欲望を乗り越えられる人というのは、
十分に知的であり、おしゃれな存在です。
無限の欲望をコントロールして、
それに囚われないようにしましょう。
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2018年11月9日金曜日
自分でできる洋服のお直し
自分でできる洋服のお直しについて質問をいただきましたので、
簡単にご説明いたします。
自分でできる洋服のお直しは、残念ながら限られています。
私のように服飾専門学校でスーツやコートの作り方を習ったものでさえ、
できてしまったものをほどいて縫い直すのは容易なことではありません。
それでも全くできないかというとそういうわけでもありません。
以下のものについては可能です。
・パンツの裾直し
(やり方)
鏡の前でパンツをはいてみます。そのときに合わせる靴も必ず一緒にはいてください。
裾を上げます。
余分な裾を内側に折り曲げ、マチ針を4か所ぐらいに打ちます。
丈が決まったら、裾から何センチのところで折り上げればよいかを測ります。
左右のパンツ、両方ともに余分な縫い代を内側に折り曲げアイロンをかけます。
(ウールのパンツの場合、当て布を忘れずに)
そのとき、ロックミシンで縫い代の処理をしない場合は三つ折りにします。
三つ折り幅は通常3センチ、内側に入れる幅が1センチです。
つまり、縫い代は合計4センチになります。
三つ折りにした状態で裾にアイロンをかけ、再びパンツをはいて、
丈の最終チェックをします。
このときに丈が合わないようでしたら、もう一度やり直します。
ウールのパンツでしたら、まつり縫い(手縫い)で始末します。
カジュアルなスタイルのコットンパンツで、ミシンが可能ならミシンで縫います。
・スカートの丈直し
スカートの場合、自分でできるものとできないものがあります。
できないものは、
プリーツスカート、ニットのスカート、裾が巻きロック始末のもの、
裾がスカラップやフリルになっているものなど、
単純に折り上げることができないものです。
それ以外のものは大体、自分で裾上げができます。
方法はパンツの場合とほぼ同じです。
ただし、スカートの場合は、スカートをはいて、スカート丈を床から測って決めます。
ですから、一人でやる場合は難しくなります。
お腹やヒップが出ていると裾が上がってしまいますので、
スカートの前、脇、後ろと床から測って同じ長さになる丈のところで折り上げます。
基本的には、三つ折りでまつり縫い、もしくは縫い代をロック始末してまつり縫いです。
・自分でできないお直し
自分でできないものは、
肩幅、脇、袖詰め、ウエストを大きくするなどです。
おおむね大きくするのは自分では無理だと考えたらいいでしょう。
また洋服リフォームへ出したとしても、大きくするには縫い代幅がある程度なければできませんので、
できないことのほうが多いと考えていいと思います。
最後に私がよくやる簡単なその場の修正です。
スカートやパンツなど、ウエストが大きすぎる場合は、
小さな安全ピンで内側からウエスト部分を左右の脇1センチ幅ぐらいとめます。
そうすると、ウエストが4センチほど小さくなります。
ウエストが大きすぎる場合で、シャツやブラウスをウエストから出して着るときは、
この方法で1日過ごしても大丈夫です。
そのほかには、薄い肩パッドでしたら、要らない場合、内側の縫い目をほどいて、
取ってしまうことはできます。
もし万が一、出先でスカートやパンツの裾のまつり縫いがほどけてしまった場合には、
両面テ―プで一時しのぐといいです。1日ぐらいはもちます。
余りに大幅なお直しは服のシルエットが崩れてしまうのでお勧めできません。
大幅にお直しする場合、それは作り直し、リフォームと考えたらいいでしょう。
いずれにしろ、できたものをいじるのはリスクが伴いますので、
高価なもの、失敗しては困るものなどは、
お直し専門の方にお願いすることをお勧めします。
以上、自分でできる洋服のお直しについてでした。
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簡単にご説明いたします。
自分でできる洋服のお直しは、残念ながら限られています。
私のように服飾専門学校でスーツやコートの作り方を習ったものでさえ、
できてしまったものをほどいて縫い直すのは容易なことではありません。
それでも全くできないかというとそういうわけでもありません。
以下のものについては可能です。
・パンツの裾直し
(やり方)
鏡の前でパンツをはいてみます。そのときに合わせる靴も必ず一緒にはいてください。
裾を上げます。
余分な裾を内側に折り曲げ、マチ針を4か所ぐらいに打ちます。
丈が決まったら、裾から何センチのところで折り上げればよいかを測ります。
左右のパンツ、両方ともに余分な縫い代を内側に折り曲げアイロンをかけます。
(ウールのパンツの場合、当て布を忘れずに)
そのとき、ロックミシンで縫い代の処理をしない場合は三つ折りにします。
三つ折り幅は通常3センチ、内側に入れる幅が1センチです。
つまり、縫い代は合計4センチになります。
三つ折りにした状態で裾にアイロンをかけ、再びパンツをはいて、
丈の最終チェックをします。
このときに丈が合わないようでしたら、もう一度やり直します。
ウールのパンツでしたら、まつり縫い(手縫い)で始末します。
カジュアルなスタイルのコットンパンツで、ミシンが可能ならミシンで縫います。
・スカートの丈直し
スカートの場合、自分でできるものとできないものがあります。
できないものは、
プリーツスカート、ニットのスカート、裾が巻きロック始末のもの、
裾がスカラップやフリルになっているものなど、
単純に折り上げることができないものです。
それ以外のものは大体、自分で裾上げができます。
方法はパンツの場合とほぼ同じです。
ただし、スカートの場合は、スカートをはいて、スカート丈を床から測って決めます。
ですから、一人でやる場合は難しくなります。
お腹やヒップが出ていると裾が上がってしまいますので、
スカートの前、脇、後ろと床から測って同じ長さになる丈のところで折り上げます。
基本的には、三つ折りでまつり縫い、もしくは縫い代をロック始末してまつり縫いです。
・自分でできないお直し
自分でできないものは、
肩幅、脇、袖詰め、ウエストを大きくするなどです。
おおむね大きくするのは自分では無理だと考えたらいいでしょう。
また洋服リフォームへ出したとしても、大きくするには縫い代幅がある程度なければできませんので、
できないことのほうが多いと考えていいと思います。
最後に私がよくやる簡単なその場の修正です。
スカートやパンツなど、ウエストが大きすぎる場合は、
小さな安全ピンで内側からウエスト部分を左右の脇1センチ幅ぐらいとめます。
そうすると、ウエストが4センチほど小さくなります。
ウエストが大きすぎる場合で、シャツやブラウスをウエストから出して着るときは、
この方法で1日過ごしても大丈夫です。
そのほかには、薄い肩パッドでしたら、要らない場合、内側の縫い目をほどいて、
取ってしまうことはできます。
もし万が一、出先でスカートやパンツの裾のまつり縫いがほどけてしまった場合には、
両面テ―プで一時しのぐといいです。1日ぐらいはもちます。
余りに大幅なお直しは服のシルエットが崩れてしまうのでお勧めできません。
大幅にお直しする場合、それは作り直し、リフォームと考えたらいいでしょう。
いずれにしろ、できたものをいじるのはリスクが伴いますので、
高価なもの、失敗しては困るものなどは、
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以上、自分でできる洋服のお直しについてでした。
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