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2025年3月26日水曜日

お米の値段が2倍になった今、参考にすべきもの

家計の支出にはいろいろなものがあります。
大きなものは住宅費、そして食費です。
この食費が会計に占める割合をエンゲル係数といいます。
エンゲル係数が高いほど、家計に占める食費の割合が高いのです。

2025年3月現在、米の価格が2024年の約2倍となりました。
各家庭においても、エンゲル係数がかなり高くなっているはずです。
収入がふえていないのなら、何かしらの経費を削らなくてはなりません。
その削られる経費の筆頭が被服費でしょう。

被服費は削らなければならない、されどもおしゃれをしたい気持ちはまだある。
そこで葛藤が生まれます。
この葛藤を解消するためには、これまでと同じ行動ではだめなのです。
何かしら行動パターンを変えなければなりません。

ここからは提案です。
それが、今こそパリジェンヌのようなおしゃれを取り入れること、です。

パリジェンヌのおしゃれとはどんなものでしょうか。
雑誌やインスタにあがってくるいわゆる「おしゃれな人々」は
一般の人々ではありません。
Vogue RunwayのTOKYOのストリートスナップを見て、
東京でさえ、
「あんな人たち滅多にいないわ」と思うのと同じです。
とっかえひっかえ、あれやこれや、最新の流行を身にまとう、
それはリアルなパリジェンヌではありません。

ではリアルなパリジェンヌはどんな感じなのか。
それは、普段着はいつも同じで割と地味だけれども、
おしゃれをする場では思い切りおしゃれをして出かける、
簡単に言うとそんな感じです。
要するに、日常と非日常、日本語で行ったらハレとケをはっきり分けること。
お金のかけ方も普段着とおしゃれ着で差をつけることです。

そんな普通のパリジェンヌのスタイルはフロントローに招待されない一般の人のインスタや、あるいはドラマや映画を見るとわかります。

例として、フランス版の「キャッツアイ」があります。
2024年制作のこの作品は日本の漫画の「キャッツアイ」のフランスバージョンなのですが、
三姉妹は普通のパリジェンヌとして描かれます。
そのため、普段着は地味ですし、いつも同じものを着ています。
ブランドのバッグも持っていません。
ブランドロゴのTシャツも着ていません。
決していろいろなものをとっかえひっかえ着ていません。
(これは一般人ではない「エミリー、パリへ行く」のエミリーと大きく違います)

しかし、おしゃれをしていくべきパーティー、あるいはレストランでの食事の際は、
ヒールの靴を履き、大胆なドレスに大きなイヤリングを身に付けます。
普段着と差があればあるほど、彼女たちは魅力的に見えます。
変化は魅力の一つですから、ギャップをみずから作り出すことによって、
いつもとっかえひっかえの人たちよりも、
むしろ素敵に見せることができます。

何よりもこの方法は、
お金があまりかかりません。
日常的な普段着は枚数を少なくし、回転率を高め、
破れたり、汚れて着られなくなったら適宜取り換えていきます。
一方、おしゃれのためのルックにはお金をかけ、
長く着るか、あるいは要らなくなってもすぐに売れるようなブランドのものを選びます。

わたしが見てきた日本の多くの女性は、
普段着とおしゃれ着の差があまりなく、
漫然と同レベルのものを数多く持っている人が多い印象でした。
そのため、いざおしゃれをして出ていくぞ、というときに
着るものがないと感じるようですし、
実際にそうでしょう。

おしゃれをするときはお金をかけたおしゃれをする、
日常着は自分が心地よくいられるものを少なく保持し、
同じものを繰り返し着る。

そうすれば、モノとして終わりを迎えたから捨てる、
あるいは、次に着たい人がいるほどの価値があるものだから売る、
この2つの方法で手放すことができます。

セカンドハンドとして売られているものを見ても、
中途半端な安物が多く、価値が高いものが少ないということがわかります。
それだけ買っている人たちが、中途半端な値段の可もなく不可もないものを買っている
ということです。

今こそ、わたしたちが小さいころからマンガや雑誌で見てきた
実在しない偽りのパリジェンヌではなく、
リアルなパリジェンヌを見習いましょう。

円安でパリに行くのも簡単には行けなくなりました。
普通の人が出るドラマや映画、インスタを参考にするといいでしょう。
まだまだ学ぶことはありますがゆえ。

 

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