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2023年1月21日土曜日

ファッションに関する新たな葛藤

実際は、今急に始まったことではありません。
それは徐々に、しかし確実に進んできました。
社会保障費や税金はふえるのに、
収入がふえないという状況が進んだ結果、
被服費は大幅に削られました。

そんなことはお構いなしに、
2000年より前の時代に比べて衣料全体の生産量はふえました。
単価の安いものが大幅にふえ、購入枚数も、
1枚の服を着る回数も減りました。
参考はこちら

もう一つ、2000年より前とは大きく変わったことがあります。
それは情報量です。
インターネットが一般にも広まる前は、
アパレル業界以外の人がファッションに関する情報を得るには、
店舗を見に行くか、雑誌を買うかのどちらかでした。
コレクションを見に行けるのは、バイヤーや得意客、ファッション誌の編集者ぐらいのもので、それ以外の人が見られるのは、テレビ番組で紹介されるほんの数秒程度のものでした。

また、知り合い以外のほかの人が何を着ているかについても、
雑誌の「読者モデル」や「ストリートスナップ」コーナーでしか知ることができませんでした。

しかし誰もがインターネットに接続できるようになった以降は、
誰もが無料でこれらの情報にアクセスできるようになりました。
望みさえすれば。
自分で探すならば。

使えるお金、
買えるものはどんどん減る一方、
売られているもの、それに関するあらゆる情報は増大しました。

情報は触れません。
それは頭の中でイメージや言葉として存在しています。
しかしその触れないもので頭の中がいっぱいになり、
いつ何時もそれから離れられなくなりました。

その結果、起きたのが葛藤です。
私たちの、その頭の中にある情報があらわす服、靴、バッグのほとんどは、
自分では買えないものです。
頭の中は、買えないけれども欲しいものの情報であふれます。
それが日に日にふえていきます。
この葛藤が私たちをどこへ連れていってくれるのでしょうか。

これがドラマであるのなら、
葛藤から始まったドラマは、解決へ向かってエンディングを迎えます。
葛藤は、人生を動かす重要な感情です。

しかし、この情報過多による欲望の刺激、そして満たされない渇望感によって
私たちは創造的な行動ができるようになったでしょうか。

答えは周囲を見渡せばわかります。
行き過ぎた満たされぬ欲望は、私たちに絶望をもたらし、
行動する力を奪いました。
簡単な言い方をすると「どうでもいい」状態になりました。

たくさんの情報、
どんどん生まれる新しいブランド、
誰かがインスタで見せつけるあの服やバッグ、
そのほとんどが手に入らないのなら、
服なんてもうどうでもいい、暑さ寒ささええしのげるならば。
情報でいっぱいの思考には、自分なりの選択をするという小さな行為すら、
難しいものとなりました。

その結果、台頭してきたのが誰かのお勧めを選ぶ、
または誰かと同じものを選ぶという行為でしょう。
多くのショップ、多くのブランド、多くの服が売られれば売られるほど、
人々の着るものが同じようになるという現象が生まれました。

情報過多による葛藤で私たちが失ったのは自分らしい選択をする力です。
選べないので動けなくなりました。
まるでそれは選択する権利があるのに、棄権しているかのようです。
自分で選ばなければ間違いはないと、多くの人が思っているのかもしれません。

それでもその選ばなかった責任をとるのは自分です。
あなたの人生をかわりに演じてくれる人はいません。
選択の結果は回収しなければなりません。

問題は行き過ぎた葛藤です。
私たちはまだ「葛藤」が提示されるドラマの第1回目にいます。
今の状態が嫌ならば、ドラマの最終回を考え、それに向かって行動しなければなりません。
最終回での解決方法はいろいろ考えられます。

別れる(情報を断つ)
宝の地図を手に入れる(自分らしいおしゃれをする方法を習得する)
練習して試合に勝つ(目利きになるための訓練をして、買い物で失敗しない)
自立すると決める(失敗を恐れず自分で選ぶようにする)
などなど。

そうはいっても、今までこうやってきたのだもの、
そう簡単に動けないと思う人もいるでしょう。

それではヒントを差し上げます。
それは感覚です。
服や靴を触ったとき、着てみたとき、着て動いてみたときの感覚です。
感覚が弱まると、思考を正しい方向にコントロールできなくなります。

頭の中であれやこれや考えているだけの人よりも、
自分が好きなものを実際に試着してみる人のほうが夢を実現できるのです。

手を動かせば動かすほど、使えば使うほど、感覚は強化され、
知恵を授けてくれるようになります。

ハッピーエンディングのための最もふさわしい解決方法は、
その感覚が教えてくれるでしょう。

 

★zoomを使ってのファッションレッスンを始めました!
・たくさん持っているのに着るものがない、おしゃれに見えないと感じる方
・被服費を節約したい方
・簡単におしゃれに見える方法を知りたい方
・服の枚数を減らしたい方、
・過去の自分に決別したい方
こんな方々に最適です。

 これまでファッションレッスンを受けた方々の感想としては、
・毎日のスタイリングが楽になった。
・被服費が減った。
・いろいろ値上がりしている中、本当に助かっている。
・おしゃれな人認定された。
・もっと早く知っておけば被服費が節約できたのにと後悔。
などです。

 詳細はこちらにあります。


2022年12月30日金曜日

節約疲れとは、心の疲れ

あらゆるものが日々値上がり、
収入がふえないのなら、
何かを節約しなければなりません。
しかし高熱水道費、食費などは節約するといっても限度があります。
そうなると、節約しても生きていける家計費、
中でも被服費を今まで以上に節約する方も多いでしょう。

しかし、節約も度を過ぎたり、長く続けていくと心が疲れてきます。
なぜかというと、そこにはいつも葛藤があるからです。

それは欲しい、だけれども手に入れることはできないという、
真逆のベクトルへ向かう心の葛藤です。

なぜ欲しいと思うのでしょうか。
それは欲望をかきたてるものの存在を知ったからです。
その存在を知らなければ、欲望など生まれません。
雑誌の広告で、誰かのインスタで、買い物へ行った先で、
私たちは、今まで知らなかったものの存在を認識します。
すると、眠っていた欲望が知らない間に燃え上がるのです。
それは熾火となって、長年くすぶり続けてきた小さな炎。

けれども節約しなければいけません。
欲望の炎は消さなければなりません。
瞬時に握りつぶしたその炎は、
掌の真ん中に、ほんの少しやけどの傷跡を残します。

その傷跡によって、過去、その同じ場所に作られた傷跡がうずきます。
それは幼いころ、同じように欲望の炎を、誰か、それはほとんどの場合、親ですが、
によって握りつぶされた炎によるやけどの傷跡です。

その欲望は、あるいは誰かの欲望だったのかもしれません。
それは本当に必要なものなんかではなく、
ほんのちょっと、遠くまで行けるといった自分の能力や、
笑顔のための喜びの感情を増幅させるために欲しかっただけかもしれません。

しかし、ほとんどの場合、理由もなくそれは阻止され、手に入れることはできませんでした。
あのフリルが幾重にも重なったスカートも、
赤いエナメルのメリージェーンも、
ネコちゃんのパッチワークがついたポシェットも、
すべて「だめ」と言われたもの。
そして私たちは理由もわからず「だめ」と言われるたびに、
天真爛漫な笑い方を忘れ、心を凍らせたのでした。

私たちの手のひらにはいくつもの小さな、このやけどの傷跡が残っています。
ほとんど誰の手のひらにも、
目には見えなくても、
忘れてしまったとしても、
消えずに、堆積して、そこに存在しています。

節約のし過ぎにより、再びこの傷はうずきだします。
なぜなら、この傷は時によって癒されてはいなかったからです。
重症であればあるほど、節約はあなたの心を疲れさせます。
放っておけば、あなたの心は機能しなくなり、
ほほ笑みは消えるでしょう。

心のケアをしましょう。
被服費の予算を削る、までは構いません。
しかしただ削るのではなく、
その中でも自分が心底欲しいと思っているものは、
何かしらの方法で自分のところへくるような算段を考えましょう。
方法はいろいろあります。
セールやアウトレットの利用、
古着屋、フリマアプリの利用、
要らなくなった人に譲ってもらう、
今から貯金してお金を少しずつ貯めるという方法など、
そのほかにも何かしら方法があるでしょう。

完全なる自分の欲望の否定は、あなたの心の傷を再燃させ、
魂の喜びを奪います。

好きな服を着られるという肉体の経験は、
永遠に続くものではありません。
それは、はかなく幽けきもの。

最後に脳裡にあらわれる喜びの思い出のためにも、
節約のさなかにあっても、
喜びを約束する欲望の炎をすべて消してしまわないように。

何かしらいい方法があるはずだと設定して、
それを手に入れてください。

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2022年12月8日木曜日

メンズウエアもチェックせよ

 年齢、または何かしらの事情で体型が以前と変わることがあります。
その場合、細くなる人もいれば、
肉付きがよくなり以前と同じサイズのものが入らなくなる人もいるでしょう。

年齢を重ねていくと代謝が落ちるため、以前のものが着られなくなり、
服を選ぶときにサイズが合わないことがふえてくるようです。

細くなる人よりも、大きくなる人のほうが問題が生じます。

大きくなった場合はサイズを大きいものにする、
あるいはプラスサイズを扱うブランドにかえるという方法もあります。

しかしそれ以外の方法があります。
それがメンズウエアの中から選ぶことです。

ここ数年ビッグシルエットが流行しています。
この流行はこれからも続くだろうと、私は予測しています。
2000年代のように
すべてがタイトなシルエットのものを着なければならない時ならいざ知らず、
今のようにすべてのものが大き目のトレンドの時代は、
大き目のメンズウエアを着てちょうどいいぐらいのことも多々あります。

メンズウエアの中でも特に女性が着てもほとんど問題ないものはアウトドアウエアとワークウエアです。

アウトドアウエアの場合、実際にアウトドアでの着用を想定しているため、
レディスサイズはそれほど大きくはありません。
どちらかというと、身体からつかず離れずのサイズ設定になっていると思います。
これをビッグシルエットで着たい場合は、
メンズサイズのものを選んだほうがしっくりくることがあります。

次にワークウエアです。
ワークウエアのブランドの中には、
メンズの最小サイズを女性向きに作っているところもあります。
大きく宣伝はしていませんが、
デザイン、仕様、縫製ともメンズではあるけれども、
女性が着られるように小さ目のサイズも出しているブランドがあります。

もちろんこういったものだけではなく、
トラッドと呼ばれているウエアの中には、
むしろメンズを着たほうがちょうどいいものもあるでしょう。
古着や中古品を探す場合は、メンズのコーナーもチェックするといいでしょう。

多くの方は御存知ないと思いますが、
メンズウエアの縫製工場とレディスウエアの縫製工場は同じではありません。
メンズのジャケットやパンツは、それ専門の工場があります。
そのため、似たようなデザインのジャケットやパンツでも、仕様や縫製が違います。
メンズのパンツのウエスト部分のように、
メンズ仕様のほうがウィメンズのパンツよりも工程が多く、
丁寧な仕上がりのものが多いのです。
セリーヌのように特にこだわってメンズウエア専門の工場で作らない限り、
女物のジャケットやパンツはメンズの縫製工場では作られません。
このようにメンズウエアを選ぶことには、メリットもあります。

背が高い人、
ガタイがいい人、
体型が変わってきて肉付きがよくなってきた人は、
たとえ大き目であったとしても、
服の構造のしっかりしたメンズウエアのほうが似合う場合があります。
特に、肉感を消したい方には最適でしょう。
もちろんそれ以外の、メンズウエアのテイストが好きな「HOMME GIRLS」たちにも
メンズウエアをお勧めします。

ジャケット、シャツ、パンツからコートまで、
ウィメンズでは見つからない場合、
メンズウエアもチェックしてみてください。
ただし、サイズ感は今まで着てきた女物とは違うので、必ず試着してください。
少し離れて鏡の前に立ち、
今の時代のシルエットと似た雰囲気が出ていると思えたら、
その時点で買うといいでしょう。

今の時代の気分のシルエットがわからない場合、
買いに行く前に好きなブランドの最新コレクションをチェックして、
目を慣らしてから自分の姿を確認するといいでしょう。

過去の自分に見慣れていると、
メンズウエアを着た自分が想像できないかもしれません。
そのため、なかなかメンズウエアを選ぶことができないでしょう。
しかし私たちはずっと以前のままではありません。
日々進化し続けていると信じて、
新しいシルエットを身にまとった自分を全肯定しましょう。

 

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2022年11月22日火曜日

再度、一軍の選手をそろえましょう。

2010年、ブログを書き始めた初期の時期、
私は記事を書くに当たって、
みんなが使っていない、面白いたとえは何かないかなと考えて、
「一軍の選手(服)をそろえましょう」というように、服を一軍選手という選手にたとえました。
このとき、自分の服をこのように一軍、二軍と表現している人はいませんでした。

今多くの人が服、コスメその他、「一軍」というたとえを使っていますが、
私がこのときに伝えたかった内容は、今「一軍」を使う人たちのそれとは少し違います。

言いたいのは、いざというときに使えないものばかり買いそろえないで、
最初から一軍になるものだけをそろえてください、ということでした。

そしてその一軍たちが、古くなったり、擦り切れたりしたときは二軍、三軍と落としていけばいいと。

そう提案した大きな理由は2つあります。

一つ目は、服というのは案外長もちするからです。

擦り切れる、破れる、色が褪せる、虫に食われるなど、
モノとして服が使えなくなるまでには、かなりの着用回数を必要とします。
2年や3年で、服はモノとしてだめになりません。
多少のシミや、目立たない箇所を虫に食われても、まだまだ着られます。
それらは、お出かけには適さないでしょう。
けれども、近所のスーパーへのお出かけや、家で着ている分には問題ありません。
もちろんドレスを普段着にするわけにはいきませんが、
ジャケットやコート、セーター、ブラウス、シャツは普段着として使えます。

二つ目は、多く買いすぎるため、1枚のクオリティが低いから。

2010年、とにかくたくさん買うという方がまだまだ多くいらっしゃいました。
そういう方たちの共通点は、1枚のクオリティが低いということです。
クオリティが低いものなので大事にしない、
そのため傷んでいなくても捨ててしまう。
ワードローブはどうでもいい、しかし捨てるに捨てられない服であふれる、
それなのに着るものがないと感じる、
そんな傾向の方がまだまだたくさんいました。

どうでもいいクオリティの低い服をたくさん持つよりも、
自分が気に入ったものをモノとして劣化するごとに着るシチュエーションをかえていったほうが、
結果的にお金も節約になるし、何よりも自分の満足度が高くなります。

例えば高価だけれども、とても気に入った、自分の好みのカシミヤのセーターを買います。
2,3年はそれをお出かけ用として着ます。
毛玉が出たり、少しシミがついたら、近所の買い物用に、
そして虫に食われてしまったら、家で部屋着として着る、
というように、着るシーンをかえていけば、
モノとしてもう着られないというときには心おきなく捨てることができます。

またもし、気に入ったし高かったけれども、結局着る機会がなかったというものは、
クオリティが高ければ、どこかで売ることができます。
それは、普段着にはなり得ないドレスでも同じことです。
いいものであればあるほど、次に欲しい人が必ずいます。

この10年余り、多くの人を悩ませたのは、
自分でも着たくない、
けれども捨てるに捨てられない、
売りに出しても売れない、
ただでも誰ももらってくれない、
どうでもいい服の存在です。

もうそんな服を買う余裕はないよね。
私たち、球団を運営しているわけじゃないから、
控えの選手なんて、要らないし。
だって、服は病気やケガをしないもの。

お金を使えなければ使えないほど、
セカンドハンドやセール品を買うにしても、
一軍の選手、つまり一軍の服をそろえましょう。

実力がないものも、二番目に好きなものも、
そんなものに付き合っている時間は、
私たちには、もうないのです。

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2022年11月15日火曜日

変身するならまずは髪型とメイク

変身願望はあるでしょうか?
あるいは、変身しなければならない抜き差しならない理由があるでしょうか?

今までの自分を否定して、
新しい自分になる必要性、あるいは欲望が、
許容限度を超えて、ついに実行に移さなければいけなくなったときに、
まずやるべきことは何かというと、残念ながら、それは服を買いに行くことではありません。

まず変えるべきなのは、髪型とメイクです。
顔と、その周辺を変えることが先で、着るものはその後についていきます。

オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」を思い出してください。
あの映画の中の有名なシーンは何だったでしょうか。
そうです、長い髪の毛をショートヘアにカットするシーンです。
あのシーンから、オードリー演ずるアン王女は新しい自分になるのです。
メイクこそ変えないものの、髪型を変えることによって、すべては動き出します。
想像が現実になり、想像を超えた現象が起こり始めます。

服装はその後についていきます。
ショートヘアにはショートヘアにふさわしい服装があります。
アン王女は、ショートヘアにふさわしく、
靴をかえ、
袖をまくりあげ、
ブラウスの第一ボタンと第二ボタンをはずし、
スカーフを首元に巻きました。
映画という短い時間の中でさえ、それは一度には完成しませんでした。

ヘアスタイルとメイクの変更は一瞬でできます。
しかし、服の変換、特に自分のワードローブ全体の変換には時間がかかります。
なぜなら、今まで着てきたワードローブを一度に全部取り換えることは、
ふつうの人には不可能だからです。

変身企画では、ヘアスタイルとメイクをかえたら、
どこかのショップへ向かい、上から下まで最新流行の新しい服に全部取り換えます。
たしかにそれは完璧です。
だけれども、家に帰って、自分のワードローブの前に立ったら、
その魔法は解けます。
過去があなたを現実に引き戻します。

けれども次の日、新しい髪型の自分を鏡の中に確認したら、
そのときから、自分のワードローブ変換の旅に出るといいでしょう。
もう一度、変身企画のあのときのようにメイクを自分でし直して。
1ヵ月もして、髪の毛が伸びてきたら、
再びカットし直して。
過去の自分に引き戻されないで、
先に進んだ自分のビザージュを忘れないで、
時間をかけてワードローブを構築し直していけば、
やがてあなたは本当に変身できるでしょう。

なぜこんなにもワードローブの構築には時間がかかるのでしょうか。
それはそれだけ過去があるからです。
服、靴、バッグといったモノは、
髪の毛や肌のように毎日新陳代謝するイキモノではないからです。
モノは壊すのにも、消えてなくなるのにも時間がかかります。
そう簡単にはこの世から消えてなくなりません。

選んだ責任を全うするためにも、
時間をかけて、ワードローブを変換していくといいでしょう。

途中でやめたらそれきりです。
できないと思ったら、そこで終わりです。

そうしてワードローブの変換が終わったときに、
変容した自分が姿をあらわします。
人生が本当に変わっていくのは、その変容の後でしょう。


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こんな方々に最適です。

 これまでファッションレッスンを受けた方々の感想としては、
・毎日のスタイリングが楽になった。
・被服費が減った。
・いろいろ値上がりしている中、本当に助かっている。
・おしゃれな人認定された。
・もっと早く知っておけば被服費が節約できたのにと後悔。
などです。

 詳細はこちらにあります。


2022年11月9日水曜日

大人になればなるほどトレンドの影響は減る

 ファッションにはトレンドがあります。
トレンドはシルエットと色によって表現され、
それはある一定の期間をすぎると次のトレンドへと移行していきます。

若ければ若いほど、このトレンドに影響を受けます。
ワードローブはまだまだ少なく、新しいものが入ってくる余裕があります。
アイデンティティはまだ確立途中で、自分がどういう人間かを模索中の若い人たちは、
新しいトレンドをあれこれと試していく過程で自分を見つけて、
自分のスタイルを確立します。

一方、大人になればなるほど、トレンドの影響は受けにくくなります。
自分の好みもはっきりしてきて、好みのものでワードローブも埋まっていきます。
また、肉体も変化し、どんなものでも受け入れる許容量が減っていきます。
短い丈のもの、露出が激しいもの、タイトすぎるものなど、
「着られないもの」のリストの項目もふえていきます。

トレンドの変化による新しさは、それだけで人目をひきます。
その新しさは魅力です。
それは多くの人を引きつけます。

ではその新しさの度合いが少なくなる「いい年の大人」には、
魅力がないのでしょうか。

そんなことはありません。
新しさのかわりとなるのは、その人の個性やパーソナリティです。
そこにはもう流行の刻印は見られないかもしれません。
しかしそれにとってかわる、その人らしさというものがあります。
その人らしさが確立していれば、それは「新しさ」以上の魅力となります。

いい年の大人になっても魅力的な人たちを思い浮かべてみてください。
その人たちが魅力的なのは、
いつも最先端のトレンドのものを着ていたからではないでしょう。

いつも同じスタイル、いつも同じ雰囲気で、
多くの人を魅了する。
黒柳徹子さんも、フジコヘミングさんも、平野レミさんも、栗原はるみさんも、みんなそう。
何を着ていたか、細かいことは覚えてはいないけれども、
あ、いつもの格好だなという安心感と信頼が、
その人たちの大きな魅力です。

いつでもとっかえひっかえいろいろな新しいものを着て、
去年の靴やバッグ、コートはどうしちゃったのかしらという疑問を
こちらに抱かせるような方は、魅力的な人とは言えないでしょう。
なぜなら、疑問を抱かせた時点で、その人は信頼できないから。
信頼できない人に魅力を感じる人はいないのです。
なぜなら、私たちは関係性の中で生きている生き物だから。

信頼は明るく、暖かい。
その明るさと暖かさが明日の約束につながります。
「また会いたいな」そんなふうに思える人こそ魅力的な人だとは思いませんか?

最先端のトレンドを取り入れることが不可能になったとしても、
魅力的でいることは可能です。

この人といれば未来が信頼できるというその感覚を、見る人に与えればいいだけです。

 

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2022年11月7日月曜日

大人になればなるほどおしゃれは難しい

大人になればなるほど、おしゃれをするのは難しくなります。
なぜなら、西洋の衣服というものは、若い肉体により似合うように作られているからです。
脚、そのほか肌の露出、
細いウエスト、
身体のラインがわかる薄い素材、
ヒールのある靴など、
若い肉体ならでは似合うデザインが多いのが西洋の衣服の特徴です。

街に出て、歩いている人を観察してみれば、
大人になればなるほど、洋服を着ておしゃれに見える人の割合がぐっと減るということに気づくでしょう。
若者と同じように脚を露出したり、
寒いのに肌の露出部分が多い服を着たり、
高いヒールをはいて歩くことが困難になってくると、
簡単におしゃれに見せるのが難しくなるのです。

また、よれよれのTシャツや、色あせたジーンズも若い肌であればこそ、
よりいっそうその肌の輝きが映えて、素敵に見えるものです。
しかし、大人になればなるほど肌は輝きを失っていくので、
素材のよれよれ、ダメージ、色あせは大人の肌の輝きのなさを強調するだけであり、
いい年の大人を魅力的に見せてくれるものではありません。

ファッション誌で年の若いモデルが着ているものと同じものを着てみても、
決して同じ結果は得られないのです。

若ければ若いほど、おしゃれに見せるのは簡単です。
若い肌としなやかな肉体が、よれよれでも、
変なデザインでも、
深いスリットや短い丈を受け入れて、かつその人を素敵に見せてくれます。
しかし、いい年の大人がそれと同じことをやったら、
同じように見えるどころか、それとはまったく逆の印象を他人に与えるのです。

大人になればなるほど、そのことに留意して着るものを選ばなければなりません。

その上でおしゃれになるように自分自身に服を着せなければならないのですから厄介です。
選択肢はぐっと狭まり、できることは限られる、つまり着られない服がふえてきます。

着られない服とは、
細すぎる服、
露出が多い服、
薄すぎたり、肌がかゆくなったりする素材の服です。
ヒールの高い靴で駅の階段をおりるのも恐ろしくなりますから、トータルで見ても、選択肢は狭まるのです。

早いうちにそのことに気づいて、
ワードローブに修正を加えていかなければ、
着られない服だらけ、つまり、
細すぎて着るとしわが出て、
よれよれで、
色あせて、
短すぎる丈の服ばかりということになってしまいます。

逆に言うと、大人には、
細すぎないで、
色あせがなく劣化していない素材で、
露出がほどほどで、
丈が短すぎることもなく、
身体の線を全部拾わずに、
肉体の欠点を修正するパターンでできた服が必要ということです。 

まずはこれらでワードローブを構築し、
その上でおしゃれに見える方法について思案する必要があります。

まずはいい素材(アイテム)を集めること、
そしてある程度、手をかけて構築すること、
これが大人のおしゃれには必須となります。

この問題は、新しく安いものを大量に買ったところで解決しません。
変えなければならないのは選択の基準です。
そして、適したものを集めるのには時間がかかります。

なんだかおしゃれに見えないと思ったら、ワードローブを点検して、
大人がおしゃれに見えないアイテムがどれらいあるかチェックしてみてください。
そしてそれがわかったら、大人に似合うアイテムへの転換のスケジュールを立てましょう。

気づきが早ければ早いほど、回復も早まります。
放置すればするほど、ダメージは大きくなります。

手遅れにならないうちに、不穏な予感がしたのなら、
それが「転換せよ」というサインです。

 

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