ページ

2026年6月1日月曜日

暑い夏にできること

また今年も暑い夏のシーズンがスタートしました。
関東で言うと、6月から10月の初旬まで、最高気温が30度近い日が続きます。
なんと1年の3分の1が夏の気温です。

残念ながら、西洋の衣服は暑い夏よりも、寒い冬のほうが得意です。
基本が重ね着なので、衣服を何重にも重ねられない季節は不得意なのが西洋の服。
しかもここ数年コレクションの夏服は露出の多い服の提案ばかりがふえていて、
透ける素材のパンツや、肩やお腹を出したり、深いスリットがあったりなど、肌の見え方の工夫に熱心になっています。

年齢が若ければ若いほど、この露出傾向の夏服を採用するのは簡単ですが、
年齢が若くなければ若くないほど、露出の多い夏服は困難になります。

しかしそうなると、ただでさえ暑い夏ですから、シンプルなカジュアルなTシャツとパンツやロングスカートで過ごすか、メイドインインディアの暑い国で作られた服を着るか、どちらかで過ごすみたいな感じになってしまいます。

シンプルにしても暑い国で作られた服にしても、それだけ着たのでは少々面白くない。
しかも、それだけで1年のうちの3分の1を過ごすのはちょっと退屈だし、もったいない。

そんなときにできるのは服飾小物と言われているアイテムの活用です。
逆に言うと、これだけ夏が暑いと、もうそれぐらいしかできません。

朗報はあります。
それは以前にもまして、夏用の小物は充実しているということです。
リネンのストール、
大き目のネックレス、
バングル、
サングラス、
ペンダント、
大ぶりのネックレス、
イヤリングとペンダント、
指輪、
ハットやキャップなど、
選択肢が増えました。

大人になればなるほど、装飾品は貴金属のジュエリーのみという人がふえていきます。
ジュエリーは素敵ですけれども、たくさんつけるわけにもいきませんし、
大ぶりともなれば、かなりの価格になります。
そんなとき、小物、あるいはアクセサリーと呼ばれるアイテムの出番になります。
特にシンプルな装いが好きな人は、これらの充実をはかるといいでしょう。

一つ注意点があります。
それは、アクセサリーやそのほか小物は、案外と長もちするということです。
10年ぐらいは当たり前。
ストールやスカーフなど、布類は20年、30年と長もちするものもあります。
(例外的に長もちしないものは、濃い色のハットやキャップです。
日焼けにより劣化しますので、夏の帽子はそれほど長もちしません)

ということは、いい加減な作りのチープなものは買わないほうがいいということ。
長もちするデザイン、クオリティともに高いものを選ぶ必要があります。

アクセサリー作家のものでも、ブランドもののセカンドハンド品でも、
自分のキャラクターをあらわすのにぴったりだと思えるものを、
少しずつ集めて、自分のワードローブに足していくといいでしょう。

シンプルな装いのときは特に、小物やアクセサリーを少し多めに身に着けてOK。
装いのシンプルさとの対比を作るのも素敵です。 

素敵なアクセサリーや小物を、夜空の星のように散りばめて、
うんざりする暑い夏を乗り切りましょう。

 

 

★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 

 

楽天ROOM,毎日更新中!
私が楽天市場のリサイクルショップ、質屋から選んできたセカンドハンド品は
以下の楽天ROOMから見ることができます。

nao111のROOM
https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

ぜひごらんください。



 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年5月18日月曜日

アンディみたいでいいじゃない?

 映画とファッション、時々雑誌で特集されるほど、深い関係があります。

しかし残念なことに、年々ファッションが大きく取り上げられる映画は減ってきています。
そのため映画を参考にして自分のワードローブを考える機会もめっきり少なくなっていると推測できます。

そんな中、「プラダを着た悪魔」の続編が20年ぶりに作られました。
主要な登場人物の年齢も、20年ずつ年をとっています。

注目したいのは「プラダを着た悪魔2」の主役の一人であるアン・ハサウェイが演じるアンディことアンドレア。

最初の作品では、賢いけれどもおしゃれに無頓着な20代がファッション誌で働くために「ファッショナブル」になっていく姿が描かれていました。
しかし映画の最後でアンディはファッション誌をやめ、夢だったジャーナリストの世界へ入るシーンが描かれます。

20年後、アンディは再びファッション誌に戻ってきます。
 
20年たって、アンディのワードローブも変化しています。
ファッション誌時代に培った知識、そしてジャーナリストとして旅した経験から、アンディのワードローブにはたくさんのセカンドハンドが取り入れられています。

それだけではなく、世界の問題に敏感なアンディはファストファッションは選ばず、いいものを長く使っています。ジャーナリストですから当たり前です。

そしてこれらのアイテムに少々の新しいファッショナブルなアイテムを付け足したものがアンディのワードローブとなっています。 

 ファッションがテーマの映画の主役がセカンドハンドを着て、ずっと同じCOACHのバッグを持っている姿が描かれるのは稀であり、新しいと考えていいでしょう。

80年代、90年代、女の子たちはオードリー・ヘップバーンやジェーン・バーキン、ブリジット・バルドー、ジーン・セバーグの映画のルックを真似しました。
同じシャツ、同じ丈のパンツ、同じバレエシューズを集めました。

2020年代の今、私たちはアンディを真似したらいいのではないでしょうか。
むしろ、アンディのようになったほうがいいのではないでしょうか。

アンディは賢く、美しく、素敵です。
おしゃれはもはやおまけのようなもの。
いつも同じジュエリー、いつも同じバッグであるということは、
とっかえひっかえ買っては捨てるを繰り返すような人物でないということがわかります。
着ているもの、持っているものが彼女の賢さを表現しています。

ここで間違ってはならないのは、
アンディのワードローブをそのまま真似しろということではなく、
アンディのワードローブの作り方を真似しましょうということです。

いつも同じジュエリーを自分のシンボルとして使うテクニック、
いいものを長く使う精神、
古いものの中からも自分にふさわしいものを見つける審美眼、
それらを駆使して構成した賢いワードローブ。
真似したいのはこれらのポイントです。

これらがいかに素敵でおしゃれであるかは、
映画を見ればわかるでしょう。

アンディみたいでいいじゃない?
アンディみたいなほうがむしろよくない?

実践してみたあなたは、きっとそう思うはずです。
そしてアンディのようにおしゃれだけにかまけないで、
自分の人生を生き生きと歩んでいるでしょう。
その姿は素敵であるに違いないのです。

 

 

 ★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 

 

楽天ROOM,毎日更新中!
私が楽天市場のリサイクルショップ、質屋から選んできたセカンドハンド品は
以下の楽天ROOMから見ることができます。

nao111のROOM
https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

ぜひごらんください。



 


 






 


 



 

 

 

 

 

 

 

 

2026年4月24日金曜日

似合う似合わないの罠

まだまだ多くの人が似合う似合わないに拘泥しています。
自分がちょっとこだわる程度なら、まだ傷は浅いでしょう。
しかしこだわりすぎるなら問題です。
あなたはそのこだわりにとらわれて身動きできなくなります。

しかしもっと問題なのは他人があなたのルックスに対して似合う似合わないを判断することです。
それはルッキズムの一種です。 

ルッキズムとは、他者の外見や身体的特徴で他者を差別する考え方です。
「似合わない」ことで他者を低く見積もるなら、それはれっきとしたルッキズムです。
しかもその「似合わない」は決して絶対的なものではありません。
地域と時代によって「似合う」はいくらでも変わっていきます。
ある地域と時代の「似合う」は、違う地域と時代に行けば簡単に「似合わない」に変わります。 
そのため、似合う似合わない論はどこまでいっても決着することはなく、不毛なのです。

誰かがある人のことを「似合わない」という理由で批判したり、見下したりするのなら、
その誰かはれっきとしたルッキスト(外見重視主義者)です。
それはジェンダーや国籍で誰かを差別する人と同列です。

自分が何かを着て、なんとなく違和感を感じることはあるでしょう。
それは例えば、
なんとなく自分のアイデンティティとはかけ離れている
自分のジェンダーとは違う
なりたい自分ではない
などなど、そういった感覚はあり得ます。
それは自分の感覚であり、他人が決めたものではありません。
あなたはその自分の感覚に従って、
着るものをより本当の自分に近づけるために変えていけばいい。

しかし他人から言われる「似合わないからその服を着るな」
という言葉があなたに要求するのは服従です。

皮肉なことに、「服」という字には従うという意味もあります。
服従とは、従うという意味の言葉が2つでできた言葉です。

服従を重ねていけば、
あなたは自分から遠ざかります。
簡単に搾取され、
誰か他人が決めた人生を歩くことになります。

他人が言う「似合わない」にはそんな罠がひそんでいます。
身動きがとれなくなる前に、
そんな罠を見つけたら、
飛び越えるかよけるかしてください。
支持していない人への「服従」ではなく、「抵抗」を選びましょう。
自由に選択する権利は捨てずに、
選び続けましょう。

 

 

★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。

現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 






 

 

2026年4月2日木曜日

ファッションと戦争

 美しくて、楽しくて愛に満ちたファッションと、破壊と恐怖と憎悪にまみれた戦争、
一見、この二者は全く関係がないように見えますが、深く関係しています。

まずはデザイン面での関係です。

ミリタリー、ネイビーというように、ファッションのある分野を示す用語には
軍隊用語が使われています。ミリタリーは陸軍、ネイビーは海軍です。
ネイビーブルーとは海軍の青という意味になりますし、カモフラージュ柄は陸軍の戦闘服の柄です。

それだけではありません。
現代のファッションでは、軍服オリジナルのデザインのアイテムが多く使用されています。
それらは、
トレンチコート
ピーコート
MAー1ジャケット
Mー65ジャケット
カーゴパンツ
モッズコート
サファリジャケット
チノパンツ
ブレザー
サイドゴアブーツなど
詳しく調べればもっとあるでしょう。
英語表記のままだとよく意味がわからないものも多いですが、トレンチコートのトレンチは第一次大戦中に作戦のために使われた塹壕を意味しますし、デザインディテールにその痕跡は残っています。

またこれらの衣服は男性のみならず、女性もよく着用するアイテムです。
ファッションの歴史を振り返ってみると、特に第二次世界大戦中、軍に従事した女性が着ていた衣服が、その後、女性のオフィスウエアとして進化していったことがわかります。
現代では、トレンチコートもブレザーも、チノパンツもカーゴパンツも、ごく普通に女性が着ています。
デザイン面において、戦時中に利便や効率のために発達した衣服は、ファッション全体に大きな影響を与えました。

次に、戦時中の個々人への影響です。

戦争に参加した国の多くの一般市民は、いわゆる「おしゃれ」をすることが不可能となります。
理由は物資の欠如、そして衣服による自由な自己表現の制限からです。

戦争が始まれば、あらゆるものが不足し、一般市民は節約、そして窮乏生活を強いられます。
日本の例で言うと、大正時代モボモガとしてモダンな流行りの衣服を着ていた男女は、ほんの数年後には、地味な色の着物をほどいて作ったもんぺ姿となります。

それまで持っていたおしゃれな服を着て街を歩けば、どこからか「ぜいたくは敵だ」という声が聞こえてくるのみならず、石の礫が投げつけられます。
戦時中、おしゃれをするという行為は忌み嫌われ、憎悪の対象になります。
おしゃれをしたいのなら、どこかで隠れてする以外ありません。
しかもそれは、大変に危険な行為なのです。

そもそもなぜそれほどまでにおしゃれな服を着ることが忌み嫌われるのでしょうか。
もう既に持っていた服を着ているだけなら、贅沢というわけでもないでしょう。
それでもおしゃれは嫌われます。
なぜなら、おしゃれとは、強制されたものではなく、好きなものを着るという自由な精神の表現だからです。 
好きなものを着る、
自由に着る、
楽しく着る、
これらすべてが戦争に加担する者たちの憎悪の対象です。
従わない者は許されない空気が社会全体を覆います。
今もいるファッションポリスが戦争中には、
おしゃれをしている人に対して「ぜいたくは敵だ!」と言い放つでしょう。 

戦争は、ファッションのデザインの発展に貢献したという側面はあります。
しかしこの程度のデザインディテールであれば、戦争などなくても賢い人が発明したでしょう。
ファッションにおいて、戦争は絶対に必要はものではありません。

戦争が始まったら、
どこかで必ずおしゃれという楽しみを奪われる人が出てきます。
資源不足と、爆弾が落ちる心配と、いきなり誰かにとらえられる恐怖の中、
おしゃれをすることはできません。
これは仮定の話ではなく、過去にあった、あるいは現在進行中の話です。
戦争により、おしゃれという楽しみを奪われた人は今でもどこかにいるのです。

おしゃれをしたいのなら、戦争に反対し、平和を維持しなければなりません。
戦争に加担するものはすべて、おしゃれの敵です。

自分だけではなく、地球に住む誰かほかの人のおしゃれをする権利のためにも、
おしゃれすることを愛する者たちは、
戦争にを反対し、平和を選び続けなければならないのです。 


★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。

現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 

 

楽天ROOM,毎日更新中!
私が楽天市場のリサイクルショップ、質屋から選んできたセカンドハンド品は
以下の楽天ROOMから見ることができます。

nao111のROOM
https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

ぜひごらんください。



 

 

 


 

 



 



 

 

 

 

 

 

2026年3月5日木曜日

大人の女性が素敵に見えるとき

私の感覚では、「おしゃれな人」よりも「素敵な人」のほうが上位にあります。
おしゃれはお金をかければある程度できますが、
素敵になるには、お金では無理なのです。
お金をかけたからといって素敵になれるわけではありません。
お金をかけていなくても素敵な人は素敵です。

街に出たら、そんな素敵な人はいないかと目で探してみるのですが、
面白いことに、それは全くの感覚であって、
特に定義をしているわけではないのです。
それは雰囲気やたたずまいの問題で、
バッグのブランドや値段の話ではありません。

バッグやブランドの値段などわからなくてもあるものが素敵。
バッグやブランドの値段、最新流行であるかどうか、
そんなものを寄せ集めれば、割と簡単に「おしゃれな人」は出来上がります。
お金さえかければ、それは簡単です。

では、お金があってもなれるとは限らない「素敵な人」とは、
どんなものなのでしょうか。
いったい、人は何をもって素敵と感じるのでしょうか。

それは例えば
アイロンのかけられたシャツ
磨かれた革靴
靴ひもをほどいてスニーカーを履くしぐさ
バッグから出てくるハンカチーフ
いつも同じジュエリー
シルクのスカーフの輝き
カシミアのストールの柔らかさ
冬のウールのコート
ぱりっとしたトレンチコート
大切に着続けていることがうかがわれる仕立てのいいジャケット
白いリネンのシャツ
つま先のネイルとサンダル
繊細なレースのスカート
ピンタックや細かいギャザーのコットンボイルのドレス

大人であればあるほどに、
くしゃくしゃのTシャツや汚れたスニーカーから遠くにあるもの
大きなブランドロゴや、とっかえひっかえの安いアクセサリーとは異なるものが
その人を素敵に見せ、見る人の心を動かします。

お金では買えないもの。
たくさんのお金がなくても獲得できるもの。
大人の女性を素敵に見せるのは、そんなもの。
それほど難しいことではありません。
靴を脱ぐときには靴ひもをほどくのも、シャツのアイロンがけも、
簡単です。

それを選ぶかどうかはその人の性格、そして選択によります。
客観的に自分を見られるかどうかも大きなポイントです。
自分が一生懸命にやっていることがあれば、プラスアルファで得点が加味されます。

お金をかけずに素敵な女性になりたいのなら、
この簡単なひとつひとつを選びましょう。
「そんなことをやっても無駄」と言う人を、
後ろに置いていきましょう。
小さな差も積み重ねれば、相手は遠くに見えなくなります。

 

 

 ★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 

 

楽天ROOM,毎日更新中!
私が楽天市場のリサイクルショップ、質屋から選んできたセカンドハンド品は
以下の楽天ROOMから見ることができます。

nao111のROOM
https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

ぜひごらんください。



 


 







 

 

 

 

2026年2月22日日曜日

2026年3月22日(日)テキスト版ファッションレッスン補講のお知らせ


★テキスト版ファッションレッスンをお買い上げいただいた皆様へのお知らせです。

 

2026年3月22日(日)、テキスト版ファッションレッスンの補講をします。

内容は、
・試着のチェックポイントほかの講義
・個人への具体的なアドバイス

になります。 
対象者は、テキスト版ファッションレッスン(初級)をお買い上げの方、
また、当日、イメージボード(紙で作ったもの、または紙に印刷したもの)と
もう既にあるものの写真(インターネット上に保存したもの、または写真を印刷したもの)
をご用意できる方です。

日時:2026年3月22日(日曜日)
時間:11:20~12:40 

場所:神奈川県藤沢市 藤沢駅から徒歩14分の会議室(参加者にお伝えします)
募集人数:4名
対象:上記のとおり
参加費:4000円
主催:オフィス小林

参加ご希望の方は、
・お名前(本名)
・緊急の連絡先(携帯番号など)を明記

メールの件名「3月ファッション」として、
fateshowthyforce@gmail.com
小林までご連絡ください。

 

テキストはこちらで販売中。 

★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。




 

2026年2月13日金曜日

おしゃれをあきらめない

年齢の問題だけではなく、
西暦が進むほど、おしゃれをするのが難しい状況になってきました。
理由は社会の状況の変化です。
特に、日本の社会の変化です。

円安が進み、円高時代に比べて円の価値が半分になりました。
売られている服の中には「ウールライク」のように
本物ではなく「似ている」ことをうたうものがふえ、
素材、縫製とも質が落ちました。
アパレル会社の中には正社員のデザイナー、パターンナーが在籍していないところも多く、
技術は継承されなくなりました。

日本のアパレル製品はすべてといっていいほど輸入に頼っており、
原材料も含めて日本国内で完全に生産できるものはありません。
化学繊維の原材料の原油は輸入、木綿、羊毛、シルク、すべて輸入品です。
(一部、着物は国産の芭蕉布を使い、国内で縫われているものもあります)
円安が進めば進むほど、輸入に頼るアパレル製品の値段は上がります。

製品の値段が上がっても、
それに見合うだけの可処分所得があればいいでしょう。
しかし日本で働く人の可処分所得はこの30年間で減っています。
特に女性は非正規雇用も多く、所得が上がらない構造の中に取り込まれています。

日本のファッションが世界のトップに輝いた90年代、
景色は全く違うものでした。
円高で、所得の高い国、それが日本であり、
その日本のファッションが世界を席巻したのでした。

90年代、表参道は、パリコレクションで発表されたトータルルックを着て歩く
20代、30代の人たちであふれていました。
東京の夜の7時、表参道の交差点で空を見上げれば、希望という星が輝いていて、
皆、夢見るような笑顔で交差点を渡っていきました。

夢見るような笑みを浮かべることができたのは、夢を見ることができたから。
誰もが、もっとよくなることを疑っていませんでした。

しかし今、あのころ夢見た社会とは全く違う、
想像もしなかったような凋落した姿を、あのころの若者たちは見ています。

さて、では私たちは、この凋落を受け入れて、
おしゃれをすることをあきらめるべきでしょうか。

もう既にどこかかから、
「おしゃれなんかしても無意味」
「清潔が一番大事だから、おしゃれなんか必要ない」
「お金がないならおしゃれはあきらめな」
「汚れない軽い服が正義。おしゃれな重い服は間違ってる」
そんな言葉がささやかれています。
素性を明かさない匿名の誰かがSNSで、コメントを投げつけてきます。

それに対しての答えはひとこと。
「あきらめません」

自分を表現すること、
ファッションという文化を経験すること、
自分が自分であることを楽しむこと、
すべてあきらめません。

これからもっと、
こんな言葉を投げつけてくる人がふえるでしょう。
そんな言葉には抗いましょう。
そしてあきらめずに、死ぬまでおしゃれを楽しむ自分でい続けること。
それは抵抗であると同時に、リベンジです。

 

★noteにて、有料版ファッションレッスン初級をリリースしました。

https://note.com/linenandvelvet/n/nb1af9912b5d5

34,000字余、18,000円です。現在ファッションレッスンはこちらのみとなります。
円以外で決済される方、大変お得です。
値上げすることはあっても、値下げはしません。

よろしくお願いいたします。 

 

楽天ROOM,毎日更新中!
私が楽天市場のリサイクルショップ、質屋から選んできたセカンドハンド品は
以下の楽天ROOMから見ることができます。

nao111のROOM
https://room.rakuten.co.jp/room_60f0c5e2de

ぜひごらんください。