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2010年7月8日木曜日

おしゃれのルール 第三回目 化学繊維

今回は、前回で取り上げなかった化学繊維についてちょっとお伝えしたいと思います。
最近はいろいろな化学繊維の生地がありますが、
こちらは天然素材と違って、洗っても生地は傷みませんし、色落ちもしません。
ナイロンやポリエステルなどは、まるで永遠に生き続けるかのようです。
レーヨンなど、ものによっては、毛玉が出るものもありますが、
それでも天然繊維より寿命は長いでしょう。
ですので、これらの服を買うときは、注意が必要です。
その中で、1つだけ気をつけていただきたい化学繊維があります。
その名はポリウレタン。
みなさんも、スキニ―ジーンズやストレッチのTシャツなど、1つはお持ちではないでしょうか。
非常にストレッチ性の高い素材です。だいたい綿との混紡で使われています。
実は、このポリウレタンという素材は経年劣化します。
つまり、洗ってなくても、着てなくても、あるときストレッチ性が失われて、
伸びたら伸びたっきりになるのです。
みなさんも、去年ぴったりだったスキニ―ジーンズ、なんか今年は全然違うぞ?
と思ったことはないですか。
それはあなたがやせたのではありません。生地が伸びたのです。
ポリウレタンは約2~3年でだめになります。
これは完全に壊れたも同様です。大切にとっておいても無駄です。
ポリウレタンが入ったものを買うときは、そのことを覚えておきましょう。
(ただし、同じストレッチでも、ライクラというブランドのストレッチ素材は長持ちです。少し高い商品などには入っていることがあります)