会話の糸口になるようなピース、
それはアクセサリーでも靴でもバッグでも構いませんが、
をカンバセーション・ピースと呼びます。
会話の糸口になるようなピースとはどんなものでしょうか。
それは珍しいもの、
見たことがないもの、
美しいもの、
素敵なもの、
目を見張るものなど、
人々の興味を引くものでしょう。
平凡で、ありふれたものはカンバセーション・ピースにはなり得ません。
誰かがそんなカンバセーション・ピースを身につけていたり、持っていたりすると、
社交的な性格の人やおしゃべりな人、
天真爛漫に人を褒めることができる人などから話しかけられます。
それ、かわいい、
どこで買ったの?、
素敵ね、などと、
感想、もしくは質問が寄せられます。
そうして時に、その知らない2人の間で会話が始まります。
多くの人がすれ違う街角で、またはカフェで、
スーパーのレジに並ぶ間に、もしくは誰かを待っているときに、
そんなふうに会話が始まり、
私たちはそのカンバセーション・ピースを通して、
誰かとつながることができます。
カンバセーション・ピースは人を引きつけます。
その意味で、それはおしゃれなものになり得ます。
(もちろん、珍奇すぎておしゃれとは言えないものもカンバセーション・ピースではあります)
引きつけるということの意味を、
皆さんは考えたことがあるでしょうか。
いったい、何が引きつけられたのでしょうか。
引きつけられたのは心です。
捕まえたのは心です。
心を引き付けたい。
心を捕まえたい。
それは、多くの人の望みです。
多くの人は、誰かの心を引き付けたとき、
自分のおしゃれが成功したと感じるでしょう。
それはもちろん、素敵であるとか、かわいいであるとか、
いい意味において、です。
逆に、誰の心も引きつけなかったと感じると、
自分のおしゃれは失敗したと、認めたくはない、
敗北を感じるのでしょう。
珍しく、素敵で、
見たことがないような、
そんなカンバセーション・ピースを全身のどこかに加えましょう。
それはピアスでもバングルでも、バッグでも靴でも、
もちろん服のデザインでも構いません。
過去の失敗と敗北を認めて、
知らないふりをしないで、
目を見開いて探し続ければ、
誰もを引きつけるようなカンバセーション・ピースは見つかるでしょう。
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