暑い夏が終わって、コートを着込む前の時期にしかできないおしゃれがあります。
しかもそれは、案外、皆さんがやっていないスタイルです。
それは何かというと、セーター+アルファです。
セーターにマフラー、
セーターにストール、
セーターにポンチョなど、
ジャケットやコートを着込む前に、
セーターをコーディネートの中心に据えて、
そこから何かを付け足していくスタイル。
もちろんこれを発展させて、
セーター、ストール、ブーツ、
次はセーター、ストール、ブーツ、帽子、
そして、セーター、ストール、ブーツ、帽子、イヤリングその他アクセサリーなど、
秋冬小物を重ねていけば、ジャケットやコートなしで、
少しぐらいの寒さなら対応できる、秋のおしゃれなスタイルになります。
このコートやジャケットはなしでセーターを中心に据えたスタイルは、実はコレクションではよく見かけます。
ただ、実際、街を観察していただければわかりますが、
やっている人は本当に少ないのです。
理由は、セーターだと寒くなりすぎる場合もあるのと、
ジャケットやコートのようにポケットがセーターにはないから不便であるからでしょう。
その寒さや不便を人は嫌がって、セーターだけで出かける人はあまりいません。
あまりやっている人がいない、つまり見慣れないスタイルだということは、
それだけでおしゃれに見えるということです。
朝早く出て夜遅く帰ってくるときには不向きですが、
寒くなる前に帰れる日や車での外出のときに、このスタイルは向いています。
こんなスタイルのときはバッグも必要最小限のものしか入らないような小さめの、
非実用的な感じのものが似合います。
また、ちょっとぐらいの寒さも気にしない、
ポケットなんかなくたって平気、
そんな雰囲気を作り出すためにも、
大きなステートメントイヤリングやネックレス、ロングペンダントなど、
日常的には着用しないものをプラスするのもいいでしょう。
新しいものを何一つ付け足さなくても、今まで持っているものだけでも、
そんなふうにして、見慣れぬおしゃれを作り出すことは可能です。
同じスタイルの人が多ければ多いほど、
おしゃれに見える確率が上がります。
本格的に寒くなる前の、ほんの短いこの秋の時期、
自分の目も、他人の目も楽しませるおしゃれをしてみましょう。
難しくはありません。
実用的と日常的から、ほんの少し離れればいいだけです。
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