2010年、ブログを書き始めた初期の時期、
私は記事を書くに当たって、
みんなが使っていない、面白いたとえは何かないかなと考えて、
「一軍の選手(服)をそろえましょう」というように、服を一軍選手という選手にたとえました。
このとき、自分の服をこのように一軍、二軍と表現している人はいませんでした。
今多くの人が服、コスメその他、「一軍」というたとえを使っていますが、
私がこのときに伝えたかった内容は、今「一軍」を使う人たちのそれとは少し違います。
言いたいのは、いざというときに使えないものばかり買いそろえないで、
最初から一軍になるものだけをそろえてください、ということでした。
そしてその一軍たちが、古くなったり、擦り切れたりしたときは二軍、三軍と落としていけばいいと。
そう提案した大きな理由は2つあります。
一つ目は、服というのは案外長もちするからです。
擦り切れる、破れる、色が褪せる、虫に食われるなど、
モノとして服が使えなくなるまでには、かなりの着用回数を必要とします。
2年や3年で、服はモノとしてだめになりません。
多少のシミや、目立たない箇所を虫に食われても、まだまだ着られます。
それらは、お出かけには適さないでしょう。
けれども、近所のスーパーへのお出かけや、家で着ている分には問題ありません。
もちろんドレスを普段着にするわけにはいきませんが、
ジャケットやコート、セーター、ブラウス、シャツは普段着として使えます。
二つ目は、多く買いすぎるため、1枚のクオリティが低いから。
2010年、とにかくたくさん買うという方がまだまだ多くいらっしゃいました。
そういう方たちの共通点は、1枚のクオリティが低いということです。
クオリティが低いものなので大事にしない、
そのため傷んでいなくても捨ててしまう。
ワードローブはどうでもいい、しかし捨てるに捨てられない服であふれる、
それなのに着るものがないと感じる、
そんな傾向の方がまだまだたくさんいました。
どうでもいいクオリティの低い服をたくさん持つよりも、
自分が気に入ったものをモノとして劣化するごとに着るシチュエーションをかえていったほうが、
結果的にお金も節約になるし、何よりも自分の満足度が高くなります。
例えば高価だけれども、とても気に入った、自分の好みのカシミヤのセーターを買います。
2,3年はそれをお出かけ用として着ます。
毛玉が出たり、少しシミがついたら、近所の買い物用に、
そして虫に食われてしまったら、家で部屋着として着る、
というように、着るシーンをかえていけば、
モノとしてもう着られないというときには心おきなく捨てることができます。
またもし、気に入ったし高かったけれども、結局着る機会がなかったというものは、
クオリティが高ければ、どこかで売ることができます。
それは、普段着にはなり得ないドレスでも同じことです。
いいものであればあるほど、次に欲しい人が必ずいます。
この10年余り、多くの人を悩ませたのは、
自分でも着たくない、
けれども捨てるに捨てられない、
売りに出しても売れない、
ただでも誰ももらってくれない、
どうでもいい服の存在です。
もうそんな服を買う余裕はないよね。
私たち、球団を運営しているわけじゃないから、
控えの選手なんて、要らないし。
だって、服は病気やケガをしないもの。
お金を使えなければ使えないほど、
セカンドハンドやセール品を買うにしても、
一軍の選手、つまり一軍の服をそろえましょう。
実力がないものも、二番目に好きなものも、
そんなものに付き合っている時間は、
私たちには、もうないのです。
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