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2025年8月30日土曜日

手持ちのジュエリーを活用しましょう

 

さて、皆さんは金(ゴールド)の価格がどれだけ変わったか、御存知でしょうか。

2000年、1グラム当たり966円だったゴールドは
2010年には、1グラム当たり3,446円
2020年には、1グラム当たり6,070円
そして2025年8月現在では、1グラム当たり17,770円になっています。
2000年から見ると、金は17倍以上もの価格になりました。

※引用元はこちら https://ecodb.net/commodity/gold.html

 https://gold.tanaka.co.jp/index.php

一方、日本の可処分所得はこの30年で逆に減っていますから、
2000年前後なら、気軽に買えたゴールドのジュエリー、
今では大変高価なものとなってしまいました。 
特に2000年以降の5年間での値上がりが激しいのは、円安が原因です。
円の価値は下がりましたが、ゴールドの価値は上がり続けているのです。

さて、大人になればなるほど、装いにジュエリーを足したくなるもの。
それはジュエリーが地位の証でもあるのと同時に、
大人の肌にふさわしいからでしょう。

しかし、今からゴールドのジュエリーを買うのは大変です。
簡単に買える人は、どこぞのお金持ちです。

本物のゴールドの値上がりとともに、
金属にメッキしたアクセサリーの商品もふえてきました。
しかし、残念ながら、それらの輝きは長くは続きません。
使用すればメッキははがれます。

それではどうしたらいいでしょうか。

できることは2つあります。
まず一つは、既に持っているジュエリーのリフォームです。
ある程度の大人なら、若いころに買ったジュエリーが何かしらあるでしょう。
または、親世代から受け継いだものがあるかもしれません。
その中で使えそうなものをリメイクするのです。

簡単なのは、パールのネックレスのリフォームです。
上の写真のように、糸がえのときにバロックパールを足して、
留め具をマンテルにするだけで、
日常使いできるカジュアルなパールネックレスに変わります。
この程度のリフォームなら、
メッキのアクセサリーを買うよりも安くすみます。
そのほかのアイデアは、メゾンのコレクションを参考にするといいでしょう。 

もう一つは、
もう既に持っているジュエリーを売って、今風のジュエリーを買うことです。
残念ながら、ジュエリーデザインにも流行があります。
昔買ったもの、
あるいは、親世代から受け継いだものは古臭くて今では使えないかもしれません。

けれども、ゴールドやプラチナなら、今この価格で売ることができます。
プラチナも価格に変動がありますが、
ゴールドほど高価ではありません。
古いゴールドをいくつか売って、今から使えるデザインのものをかわりに買う
というのも一つの手です。

私も先日、90年代に買ったゴールドのジュエリーを全部売って、
そのお金で新たに今使えるジュエリーを買いました。

もちろんゴールドは持っていれば、その価値は続きます。
価格変動はあるでしょうけれども、
価値がなくなるということは、たぶんこれを読んでいる人が生きている間はないでしょう。

しかし、ただ持っているだけで使わないのなら、
使える形にしておくというのも、いい方法だと思います。
実際、私も新しく買ったジュエリーを日常的に着用しています。

大人であればあるほど、本物の輝きがふさわしくなります。
すぐに輝くなるメッキのアクセサリーでお茶を濁すのはやめて、
大事なお金は本物に使いましょう。

本物だけが、長い友達になれます。 
本物だけが、本物の人にふさわしいのです。

 

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2025年8月13日水曜日

いつも同じでいいもの

トレンドは若くて、都会にいればいるほど影響されます。
一方、若くなくて、都会から離れれば離れるほど、トレンドには影響されません。
影響されるとは、トレンドを取り入れたほうがなんとなく素敵に見える、ということです。

よって、若くないけれども、都会生活者ならトレンドを意識したほうがおしゃれに見えます。
また、若くなくて、かつ都会にはほとんどいかないのなら、違う方法が素敵に見えます。

違う方法とは、その人独自のスタイルの確立です。

若いときはスタイルの模索時期。
30代はスタイルの構築時期。
40代以降は、スタイルの確立時期。
それ以降は、自分のスタイルをより進化させる時期になります。

スタイルが確立すればするほど、
その人ならではの「いつも同じでいいもの」がふえてきます。
ある人にとっては、それはタイトスカートかもしれません。
またある人にとって、それはブーツや帽子かもしれません。

スタイルが確立されているのならば、トレンドに関係なく、
その人はいつも同じものを身に着けるようになります。

さて、『プラダを着た悪魔2』が2026年に公開されます。
前回公開されたのは2006年でした。

現時点(2025年8月)では、出版社を辞めて新聞社にうつったアンディが
どういう理由でファッション誌のエディターとして戻ってきたのか、
まだわかりません。

けれども、メリル・ストリープ演じるファッション誌の編集長と
一緒に働くアン・ハサウェイが演じるアンディのスナップがいくつか公開されました。

20年前のアンディは、大学を出たての20代。
まだまだ自分のスタイルは模索中で、
同僚のスタイリストの教えに従って、
田舎の大学生スタイルから、おしゃれなディタースタイルへとワードローブをかえていきました。

あれから20年たって、アンディも40代。
もうスタイルは確立されているはずです。

公開されたルックをいくつか見るとわかることがあります。
それはアンディのジュエリーがいつも同じ、ということです。

アンディはどのルックのときも同じパールのネックレスを身に着けています。
これが何を意味するかというと、
アンディのスタイルは確立していることを意味します。
スタイルが確立している人は「いつも同じでいいもの」が必ずあるのです。

アナ・ウィンターも同様に大振りのネックレスを必ずつけています。
カリーヌ・ロワトフェルドはいつも黒いタイトスカートにヒール靴です。

これらは彼女たちの「いつも同じもの」。
彼女たちのスタイルは確立しているので、それで全く問題はないのです。
問題がないとは、すなわち、いつも同じものでもおしゃれに見える、ということです。

自分のスタイルを確立するフェーズに入ったら、
自分にとっての「いつも同じもの」を決めましょう。
そしてずっと着用し続けられるクオリティの高い
「いつも同じもの」を見つけましょう。
ジュエリーでも、スカーフでも、靴でも構いませんが、
バッグは身に着けないので除外します。

「いつも同じもの」を身に着けているということは、
自分のスタイルが確立している証拠です。
「いつも同じもの」が何もなくて、
なんでもとっかえひっかえしているのは若い人がやることで、
大人のおしゃれとは違います。
それはVogueの編集長たちが証明しています。
都会生活者の場合、そこにフレーバー、あるいはトッピングとしてトレンドを取り入れればいいでしょう。

自分のスタイルが確立途中にあり、
まだ「いつも同じでいいもの」を持っていない人は、
今から「いつも同じでいいもの」を探す旅に出てください。
そしてそれが見つかったら、早速身に付けましょう。

それを見た人は、あなたがスタイルを確立した人だと気付くでしょう。
気付くとはどういうことでしょうか。

意識していても、意識していなくとも、
 その人はおしゃれな人だと認識するするということです。 

 

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