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2010年10月29日金曜日

大人のタートルネック


以前、タートルネックより、Vネックのほうが、大人にはお似合いであるということを書きました。
でも、やっぱりタートルネックも着たいですよね。
こう寒いと、首元は寒いですし、タートルネックというデザインがすばらしいことも確かです。
ただ、わたくしたちは女優じゃございませんから、いつも誰かが下からライトで顔を照らしてくれるわけではありません。
では、どうするか。
いくつか方法があります。
まず1つ目、タートルネックの上からパールのネックレスや、ダイヤモンドのペンダントをする。こうすることによって、足りない輝きを足します。もし死蔵しているパールのネックレスがあるのなら、積極的に活用しましょう。
同様に、やはり輝きのある素材のスカーフをまくのもよいでしょう。
2つ目、暗い色のタートルネックでなしに、白や、パールグレーのような、輝く素材のものを着る。これは一番簡単です。
3つ目として、タートルネックの上から、明るい色のシャツを着る。
明るい色の面積をふやすことによって、顔色の輝きをカバーします。
これらの手法を駆使していけば、いくつになってもタートルネックを着て、しかも顔色を老けさせないことは可能です。

上の写真は、キャサリン・ヘップバーンのタートルネックの着こなし。
まさに、大人のタートルネックの着こなしの見本です。

2010年10月26日火曜日

着やせのポイント

コートの季節がやってきました。
ということは、着膨れの季節がやってきたということですね。
ただ漫然と上から上へ重ね着していったら、太って見えますので、
今日は着やせのポイントです。

一言で言ってしまえば、目の錯覚を利用すればいいわけです。
よく、横長線を何本か書いたものと、縦長專を書いたものの比較がありますよね。
で、あれは、当然、縦長線が何本か書いたもののほうが幅が狭く見えるわけです。
縦ボーダーの服のほうが、横ボーダーのものより細く見えるということ。
この目の錯覚を利用します。

とにかく、縦線を強調していきます。
そうすることによって、壁のようになった面を縦に区切っていくのです。
ロングのストールを首からかける。
ロングのネックレスをする。
シャツの前ボタンを深くあける、
深いVネックのニットを着る。
ジャケットもぴったり前をしめないで、ウエストのみひとつボタンをかける。
また、最近、スタイリストさんが盛んに紹介している方法で、
コートやジャケットの前を完全にしめないで、あけておいて、ウエストをベルトでしめるという方法。
これも、ベルトで横線が1本できますが、縦長がかなり強調されます。
(ただ、この着方は寒いので、真冬はちょっと厳しいです)
もちろん、これらを駆使すると同時に、色も引き締める色を使っていけば、かなりすっきり見えます。

同時に、自分が太いと思っている部分については、「なかったことにする」色を使います。
「なかったことにする」色の代表は黒です。
日本では昔から黒子という考え方があって、あれは、見えても見えなかったことにするという暗黙の了解のルールです。
つまり、「黒」というのは、さほど人の視線をくぎ付けにするような色ではないということ。
ですから、足を目立たせたくないなら、黒いタイツ、下腹部が嫌なら、黒いスカート、二の腕が嫌なら黒いニットと、あまり見せたくないところに黒、またはそれに準ずるような、濃くて、目立たない色を持っていきます。
間違っても、自分の目立たせたくないところに、花柄など持っていかないように。
自然と人の視線はそこにいきます。
また、目立たせたくない色を使うと同時に、目立つ色や柄を使って、視線をそらすという方法も実施するとなお効果的です。
黒いタイトスカートに黒いタイツ、だけど、首元には華やかな色のスカーフなどをすれば、
人は、下半身より、そのスカーフを見るわけです。

こうやって、錯覚を利用することによって、いくらでもやせて見せることは可能です。

2010年10月23日土曜日

おしゃれ映画


ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」。
本当は、現代劇である「ロスト・イン・トランスレーション」のほうがよければいいのですが、
あの映画、透けてるパンツ以外の衣装について、あまり印象がないです。
ほかにも何か、最近のもので、おしゃれでお手本になるやつないかなと思ったのですが、
私が最近たくさん見ていないせいもあって、思いつかない。
でも、やっぱりソフィアは外せないので、これです。
もちろん、コーディネートなど、全く参考にはなりませんが、
ラデュレのマカロン色の配色は、一見の価値ありです。
たまには、こういう甘い色もいいですね。

2010年10月20日水曜日

コートのサイズについて

さて、冬ものコートを着る時期がやってきました。
最近、ダウンコートがはやってきて、あまりサイズのことを考えなくても、着られるようになりましたが、
ウールでできた、正統派のいわゆる昔ながらのコートを着るときは、サイズのことを考えなくてはなりません。

コートのサイズも、トップスのサイズ同様に、バストで決められています。
しかし、実際、コートを着るとき、もっとも重要な点は肩と首なのです。
皆さんも、デザインが気に入って買ったはいいものの、やけに重くて、結局、そのコートを着なくなってしまったという経験が一度ぐらいはあるのではないかと思います。
これは、コートの重心点が、自分の 肩と首にきちんと乗らなかったためです。
腕、肩と上がってきて、首に続くラインがありますね。
その肩と首のちょうどつなぎの部分に、重いものが乗っても、あまり感じなくなる点があります。
リュックの背負い方を想像していただければいいと思いますが、背負うひもの部分が外側にいったり、後ろに引っ張られたりすると、必要以上に荷物が重く感じられます。
コートもこれと同じで、重心が外へと流れていくと、重くて、肩がこることになるのです。
私は昔よく、こういうコートのことを、背後霊が後ろに乗ってるみたいとか言ってました。
背後霊が乗ってると、ものすごく疲れます!

この場合、考えられるのは、自分の肩と首にコートの寸法が合ってないということ、
また、パターンが悪くて、どうにもならないということです。

結局、重くて肩の凝るコートは着なくなってしまいますから、
デザインがよいという理由で重い点を妥協せずに、自分に合ったコートを選びましょう。

2010年10月18日月曜日

ボトムのサイズについて

ボトムのサイズはウエストとヒップの寸法によってきめられています。
けれども、通常は、ウエスト寸法のみが表示されているので、ウエストで選択することとなります。
ウエストとヒップの差が大きい、グラマーな体型の方は、ウエストで選んでしまうと、
ヒップがおさまらないということがあるでしょう。
日本のサイズは、どちらかというと、寸胴です。
ですから、ウエストとヒップの差は、ひかえめになっています。
また、ボトムについては特に、年齢設定がされていて、たとえばミセス向きのボトムは、
パターンを作るとき、下腹部や、ウエストからヒップにかけての背中側によりゆとりが入るようになっています。
これはたとえば、フレアスカートなどの場合にはあまり関係がないのですが、
タイトスカートやタイトなドレス、スキニーパンツなど、ウエストから腰まわりにかけてタイトなアイテムを選ぶときには、重要です。
トップスと同様、これも、不必要な「しわ」によって、自分に合ってるか合っていないかわかります。
ヒップの寸法が足りない場合は、スカートがずりあがってきて、横に「しわ」が出てくるでしょうし、
一方、ヒップ寸法が余ってしまっている場合には、その余分な布が縦の「しわ」となり、
シルエットを崩すでしょう。
ウエストとヒップの寸法の微妙なバランスは、ブランドによって、実にさまざまですので、
タイトなボトムスを購入するときは、自分の体型に合ったバランスでパターンを作っているメーカーなり、ブランドを根気よく探しましょう。

2010年10月17日日曜日

トップスのサイズについて

現在、サイズ表記として、7号、9号とか、S、Mとか、またはそのほか36とか、いろいろあると思いますが、トップスのサイズの基準値はバストの寸法です。
ですから、どんなに細い体型の方でも、バストがある方は、決して7号にはなりません。
やせているか、やせていないかでなく、すべてバストが基準で決められています。
ですので、自分に合ったサイズかどうかを見るところは、バストということになります。
最近、多いなと気付いたのは、バストがあるのに小さめのサイズを着ている方です。
自分に適したサイズより小さいサイズを着てしまうと、必ず「しわ」ができます。
その「しわ」の位置ですが、バストの上側、ちょうど脇の下、または袖つけ位置から、
水平にまっすぐ、「しわ」があらわれます。
これは、バストの寸法が足りないがためにあらわれる「しわ」です。
ブラウス、シャツ、ジャケット、そしてニットにも、サイズが合っていないと、
すべてこの「しわ」があらわれます。
再度、鏡の前に立ってみて、自分と服のサイズが合っているかどうか調べてみてください。
案外、勘違いされている方が多いのではないかと思います。

2010年10月13日水曜日

高い服はいい服なの?

「じゃあ、高い服って、いい服なの?」と友達に聞かれました。
うーん、これは返答に困ります。
どうして定価が高いのか、考えられるのは以下のような点です。
1小ロットの生産。つまり、1つの型に対して販売枚数が少ない。
2原価が高い。(生地とか、毛皮とか)
3中間に業者がたくさん入る。
4何となくこんな感じじゃない、とか言って、値段をつけている。
で、今回の考察では、パリコレとかで発表しているハイエンドブランドは除きます。
また、インポートものも、内部事情までわからないので、これものぞきます。
普通に売られている国内のブランドについて考えてみましょう。

まず1について、別に生地が高くなくても、デザインがよくなくても、パターンが悪くても、
小ロットというだけで、値段は高くなります。
2について、確かに高い生地というのはあります。当然、売値も高くなります。
3について、ここで何度か紹介している問題。商社や問屋など、たくさん入れば入るほど、高くなっていきます。この場合、原価と売値の高さは関係ありません。
4について、これ、笑っちゃいますけど、私が過去にいた会社の人は、こんな感じで値段を決めていました。
だから、こういう値段の決め方もあるのです。で、意味なく高くつける。

洋服全体を見ていきますと、もちろん、ハイエンドブランドの商品は、それなりに品質、デザインとも優れていると思います。
で、問題なのは、ごく普通に売られている高いもの。
生地の原価が高い場合は、それなりの値段になるでしょう。
これは、生地のよしあしがわかるようになってくれば、だんだん見分けられます。
問題はパターンなんです。
いい服の絶対条件として、いいパターンであることが挙げられますが、
ただ、高いからといって、いいパターンだというわけでは決してないのです。
(外国の商品についてはこの限りでありませんので除きます。)
いいパターンの服は、それこそ、着るだけで体型補正できます。
だけれども、日本におけるパターンを引く人の地位は、著しく低いのです。
これは過去の話ですが、私の知っている、パリコレに出ていた世界的に有名なブランドのパターンナーの方は、妻子がいたのですが、給料が安く、節約するために、おひるごはんを青山学院大学の学食で食べていました。
こんな調子なので、みんなどんどんやめていきます。
そして最近、パターンナーの友達に聞いたところによると、会社という組織内に、どんどんパターンを引く人がいなくなって、パターンは内部でなく、外部に発注するようになってきているのだそうです。
こうなると、いいパターンに当たるかどうかなど、宝くじに当たる確率と同じようなもの。
ですから、値段にいいパターンかどうか、全く反映されていないというのが今の日本の現状です。
日本にいいパターンを引く人がいないとは言いませんが、そうでなくても、立体に弱い日本人ですので、本当に少ないのです。

で、結論ですが、とにかく値段だけに惑わされないということ。
安くてもいいものはあるし、高くてもよくないものもある。
結局のところ、自分が好きかどうか、着ていて心地いいかどうか、そうやって丹念にチェックしていくしか、
いいものを見つける方法はなさそうです。

2010年10月9日土曜日

カシミア

パーソナルレッスンにいらしてくださった方々に、冬のワードローブとして、
カシミアのニットをお勧めすると、みなさん、「ええーっ」と言います。
この「ええーっ」は、カシミア嫌いの「ええーっ」でなく、
カシミアが高いがための「ええーっ」だと思います。
たしかに、カシミアのニットは高いです。
けれども、カシミアほど、大人の女性にふさわしい素材はないのではないかと、私は思います。
肌触りやつやなど、ほかのウール素材より、一歩も二歩も抜きん出ている素材です。
ほかのウール素材と同様、カシミアにもランクがあり、値段もさまざまです。
でも、ここで注意していただきたいのは、値段が高いからいいというわけではないということ。
同様に、値段が安いから悪いというわけでもないのです。
前にも説明しましたが、アパレルの複雑な流通がその原因です。
いつだったか、有名デパートのカシミアが、実は偽物だったという事件がありました。
まさに、あれはアパレルの流通の問題点を象徴している事件だと思います。
では、どうすればいいか。
前から言っているように、まずはいい素材を知っておくこと。
だけれども、これを読んでいる方には、近くにデパートもアウトレットもないし、
いい素材なんて、わかんないわよ、きーっとなっている方もいらっしゃると思います。
ですので、つぎのヒント。
問題は複雑な流通にあります。
ですから、なるべく中間の流通をはぶいた商品ほど、安く、品質が高いわけです。
おすすめなのは、
・直接買いつけをうたっているもの。
・デパートだったら、オリジナル商品。
・通販などの、店舗を持たないブランドのオリジナル、または直接買い付けた商品。
とにかく、中間の商社をはぶいてしまっているもののほうが、値段は安く、品質は高いです。
内部を知ってしまえば、あの有名ブランドのニットより、こちらの有名ファストファッションのニットの品質のほうがいいなんて、そんなこと、ざらにある世界なのです。
今年の冬はぜひ、こういった知恵をいかして、カシミアニットに身を包んでください。
一度着てしまったら、もうほかのものは着られませんから。

2010年10月6日水曜日

初めてごらんになる方へ

きのうからカウンターの数字がやけにふえているなと思ったら、
以前、私のワークショップに参加してくださった方がご紹介してくださっていたのですね。
どうもありがとうございます。

さて、ここへ来られた方のほとんどはミクシィの断捨離コミュニティをお読みになっている方々だと思いますが、このブログの最初の部分は、以前、私が同コミュニティの雑談欄に勝手に連載したものを加筆、訂正したものです。
だんだん断捨離とは離れていってしまったので、コミュニティ内の書き込みは消してあります。

このブログのコアな部分は、最初の「おしゃれのルール」のところでまとめられています。
そこを読めば、洋服の減らし方、厳選の仕方など、おわかりになるかと思います。
できれば、そこからお読みください。
「おしゃれチップス」は、もっと細部についての内容となっていますが、あまり細かいラベル分けはしておりません。また、「おしゃれのルール」を読んであるという前提で書いていますので、途中から読むと、意味がわからないかもしれません。
お時間のない方は、「おしゃれのルール」部分のみ読んでいただければ十分かと思います。

では、皆様にこのブログがお役に立てましたら幸いです。

2010年10月5日火曜日

リサイクルショップ

先日、遅まきながら、初めてリサイクルショップへ行きました。
近くにショップがなかったのと、売るほどの服を持っていなかったので、今まで行ったことがありませんでした。
今回、売りたいと思ったメインのものは、2003年ぐらいに個人輸入で買ったアバクロンビー・アンド・フィッチの秋冬のキルティングのミリタリージャケット。価格は送料も含めて1万5000円ぐらいだったと思います。
かなり着こんでいたものだったので、もう捨てる予定だったのですが、もしや売れるかもと思い、持っていくことにいたしました。
持っていったのは、チェーン店のリサイクルショップだったのですが、売る人、買う人で大変にぎわっていました。そのため、査定に1時間はかかると言われたので、その間、ショップをリサーチすることに。
売られている大半のものには800円とか1000円といった値段がつけられています。
それらは、無名ブランドの古着たち。
しかし、よく見ると、通の間でも知られているブランドものも混ざっていたりします。けれども、売値は決して高くないです。ということは、つまり、買い取り価格も安かったはずです。
また、未使用品でも、有名ブランドでないと、必ずしもいい値段はついていません。つまり、これも買い取り価格は安かったはず。
次は、どういったものが高く売買されているのかと思い、その辺をチェックしてみました。
すると、そのお店に限って言えば、高く売られていたのは2つのブランドだけでした。
1つは、バーバリー。
かなり古い型でも、またバーバリーブルーレーベルでも、3000円以上で売られています。
つまり、そこそこいい買い取り価格であったはずです。
そしてもう一つは、パタゴニア。
これが驚いたことに、未使用品でなくても、どれもみな1万5000円前後の値段がついています。
ということは、かなりの高い価格で買い取りされたはず。
バーバリーというのは、定価も非常に高い商品ですが、パタゴニアは、アウトドア用品の中では高額な部類とはいえ、バーバリーほど高額なものではありません。それなのに、非常に高い値段で売られています。
つまり、需要があるということですね。
結局のところ、リサイクルショップでは、いくら高い値段で買った無名ブランドのものよりも、需要のあるブランドのほうを高く買い取りしてくれるということのようです。
この点は、自分のワードローブをふやすときの参考になります。

さて、問題の私のアバクロのジャケットですが、1000円という買い取り価格でした。
これがいくらで店頭に並ぶのかは知りませんが、定価が安いこと、かなり着こんでいること、そして古いことを考えたら、なかなかいい価格ではないでしょうか。
人気のある商品だったら、定価に関係なくそこそこの値段で買い取ってくれる。
この点を考慮して、リサイクルショップを賢く活用しましょう。

2010年10月3日日曜日

おしゃれ映画



おしゃれ映画としてツィッギーの「ボーイフレンド」を紹介しようと思ったら、
なんと、日本版のDVDはありませんでした。
監督もケン・ラッセルという、結構有名な人なのに。
ただ、ごくたまーに、NHKのBSで放送されることがあるので、もしやったらぜひ見てください。
内容はほとんどないに等しいですが、つぎからつぎへといろいろな衣装で出てくるツィッギーが、
すごくかわいいです。
で、かわりといっては何ですが、見られるのはこちらのミア・ファローの「フォロー・ミー」
こちらはファッションもさることながら、内容もかわいい。
もうすぐDVDで発売されます。
で、なぜ今この2点を紹介するかというと、マーク・ジェイコブスなんかが本格的に70年代ファッションをコレクションで発表しているからです。
やっぱり次にくるのは、70年代リバイバルかなあ。

☆それにしても、「ボーイフレンド」の写真が小さすぎ・・・。