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2026年6月18日木曜日

自分を守れるのは自分だけ

2012年1ドルは80円でした。
2026年6月現在1ドルは160円です。
これが何を意味するかというと、円で買えるものは半分になったということです。
原材料や素材を含むアパレル製品のほとんどが輸入品であるので、当然そうなります。
ハイブランドのバッグの価格を見ればわかりますが、まさに以前の2倍になっています。
ハイブランドでなくとも、価格は上がっているはずですし、
もしあまり価格が変わらないのだとしたら、
クオリティを落として作られていると考えていいでしょう。

以前と同じように買うためには、可処分所得が2012年の2倍になっていなければなりません。
もしそうなっていないのなら、以前と同じマインドでアパレル製品を買うことはつまり、生活がどこかで破綻することを意味します。

賢くお金を使っておしゃれをしたいのなら、
生活が破綻する道を選んではいけません。
おしゃれをすることと、経済的な安全の中で生活をすること、
どちらが大事なのかといえば、後者であることは明らかです。

それなのに、まだまだ私たちは誰かに言われ続けています。
新しい服を買っておしゃれをしましょう!
ファストファッションを買って、毎年買い替えましょう!
それは時代遅れです!

いまだに、こんなことを言う人は相も変わらずいるのです。
これは現代のハメルンの笛吹です。
一見楽しそうですが、向かっていく先は破滅への道。
たくさんの服、靴、バッグの海でおぼれないためにも、
笛吹についていってはいけません。

それでも笛が聞こえてしまう、
あの笛に踊らされてしまいそうになる、
そんなときはどうしたらいいでしょうか。
笛が聞こえない環境を作ること。

無駄な消費をあおるインスタやyoutubeを見ないこと。
捨てることをお勧めする人、
ファストファッションをお勧めする人の話を聞かないこと。

実際の生活の中でその手のことを言う人は周囲にはいないはず。
そんなことを言うのはスマホの画面の中、あるいは雑誌の紙の上、
そこでしか出会わない、きらびやかな笛吹メンバーたち。

大丈夫。
遮断すれば聞こえてきません。

落ち着いて、
静かにして、
自分のワードローブと予算を見直して、
見るのなら、「買って捨てて」とは決して言わないデザイナーのコレクションだけにして。

自分を守れるのは自分だけ。
遮断できるのは自分だけです。 

 

 

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2026年6月1日月曜日

暑い夏にできること

また今年も暑い夏のシーズンがスタートしました。
関東で言うと、6月から10月の初旬まで、最高気温が30度近い日が続きます。
なんと1年の3分の1が夏の気温です。

残念ながら、西洋の衣服は暑い夏よりも、寒い冬のほうが得意です。
基本が重ね着なので、衣服を何重にも重ねられない季節は不得意なのが西洋の服。
しかもここ数年コレクションの夏服は露出の多い服の提案ばかりがふえていて、
透ける素材のパンツや、肩やお腹を出したり、深いスリットがあったりなど、肌の見え方の工夫に熱心になっています。

年齢が若ければ若いほど、この露出傾向の夏服を採用するのは簡単ですが、
年齢が若くなければ若くないほど、露出の多い夏服は困難になります。

しかしそうなると、ただでさえ暑い夏ですから、シンプルなカジュアルなTシャツとパンツやロングスカートで過ごすか、メイドインインディアの暑い国で作られた服を着るか、どちらかで過ごすみたいな感じになってしまいます。

シンプルにしても暑い国で作られた服にしても、それだけ着たのでは少々面白くない。
しかも、それだけで1年のうちの3分の1を過ごすのはちょっと退屈だし、もったいない。

そんなときにできるのは服飾小物と言われているアイテムの活用です。
逆に言うと、これだけ夏が暑いと、もうそれぐらいしかできません。

朗報はあります。
それは以前にもまして、夏用の小物は充実しているということです。
リネンのストール、
大き目のネックレス、
バングル、
サングラス、
ペンダント、
大ぶりのネックレス、
イヤリングとペンダント、
指輪、
ハットやキャップなど、
選択肢が増えました。

大人になればなるほど、装飾品は貴金属のジュエリーのみという人がふえていきます。
ジュエリーは素敵ですけれども、たくさんつけるわけにもいきませんし、
大ぶりともなれば、かなりの価格になります。
そんなとき、小物、あるいはアクセサリーと呼ばれるアイテムの出番になります。
特にシンプルな装いが好きな人は、これらの充実をはかるといいでしょう。

一つ注意点があります。
それは、アクセサリーやそのほか小物は、案外と長もちするということです。
10年ぐらいは当たり前。
ストールやスカーフなど、布類は20年、30年と長もちするものもあります。
(例外的に長もちしないものは、濃い色のハットやキャップです。
日焼けにより劣化しますので、夏の帽子はそれほど長もちしません)

ということは、いい加減な作りのチープなものは買わないほうがいいということ。
長もちするデザイン、クオリティともに高いものを選ぶ必要があります。

アクセサリー作家のものでも、ブランドもののセカンドハンド品でも、
自分のキャラクターをあらわすのにぴったりだと思えるものを、
少しずつ集めて、自分のワードローブに足していくといいでしょう。

シンプルな装いのときは特に、小物やアクセサリーを少し多めに身に着けてOK。
装いのシンプルさとの対比を作るのも素敵です。 

素敵なアクセサリーや小物を、夜空の星のように散りばめて、
うんざりする暑い夏を乗り切りましょう。

 

 

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