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2011年5月23日月曜日

デザイナーたちのふだん着

すべてのデザイナーを調査したわけではないので絶対とはもちろん言えませんが、
デザイナーたちのふだん着は、あまり派手でないことが多いです。
男性デザイナーの場合、ジーンズと白シャツ、またはTシャツという組み合わせの方も多く見受けられます。
たとえば、マーク・ジェイコブスやアルマーニがそう。
また、女性デザイナーの場合でも、自分のブランドのものではあるものの、人が振り返るような派手な格好をしている人はそんなにいません。
たとえば、ミウッチャ・プラダなんかも、自分のデザインしたものでしょうけど、何気ないものを着ている写真が多いです。
日本のデザイナーにも、やはりその傾向はあります。
私は1度、表参道の交差点の信号で川久保玲さんとすれ違ったことがありましたが、
本当に、ただの黒子みたいな格好で、隣にいた友達に教えてもらえるまで、全く気がつきませんでした。

もちろん例外もあって、たいそう派手なお方もいます。
私が学生時代バイトしていた、東京コレクションに参加していたデザイナーさんなどは、
もう50も過ぎていたでしょうに、時々、女子高生のようなプリーツのミニスカートをはいたりしていました。
(確かに後ろからは女子高生かも、でしたが、前から見たら、ぎょっとしました)
そのほかにも、直接見たことはなくても、写真などで、派手な格好だとわかるデザイナーの人もいました。
後から気付いたことですが、そういう派手な格好のデザイナーが作る洋服はあまり売れてないようです。
私がバイトしていたブランドも、全然売れていませんでした。
(ちなみに、カンサイという派手ないでたちのデザイナーがいますが、文化服装学院の学生たちの間で、あの方をデザイナーとして認めている学生は、ただの一人もいませんでした。テレビ専門の人ということでしょうか)

洋服も、いろいろわかってくると、ミニマムに、そしてあまり派手でない傾向にいくのではないかと思います。
本当のおしゃれな人というのは、誰もがあっと振り返るような格好をしている人でなく、何気ない格好をしている人なのです。
なぜそうなるか。
彼らは、自分自身より服が目立ってしまうことのばかばかしさを重々承知しているからです。