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2021年2月3日水曜日

マスクとともに

2020年に始まった私たちのマスク生活には、いまだ終わりは見えません。
マスクなしで表通りを歩ける日々は、あと2,3年は先になるでしょう。

マスクにファッション性を取り入れるかどうかは、その人の判断によります。
マスクをする目的はウィルスからの防御なので、それがおしゃれである必要は全くありません。

もちろんマスクを使っておしゃれをすることもできます。

例えば、着ている服と色や柄を合わせる、
レースやフリルといった、装飾のついたマスクをする、
マスクの耳へかけるひもの部分にイヤリングのような装飾物をつけるなど、
いろいろ考えられます。

ただし、どの方向でも、例えばサージカルマスクと二重にするなど、ウイルス防御対策は忘れずにしましょう。

問題はここではありません。

私たちはマスクをすることによって、外出時におしゃれをするという行為から、一歩後ろへ引きさがりました。
何よりも安全が大事です。

私たちがマスクを取って自由でいられるのは、マスクを取ることができるプライベートなエリアだけとなりました(もちろん場合によっては、家庭さえ安全ではないことがあります)。

肌触りがよいかどうか、
いい香りがするかどうか、
自分で家で洗濯ができるかどうか、
これらを点検していくうちに、自分がほんとうに必要としているものはほとんど持っていない、ということに気づいた人もいるかもしれません。

マスクで隠されたものの下にあったのはその人の無意識が作り出した表情と、そして生きていくために必要な、根源的なニーズでしょう。

いつかマスクをしないでも、心おきなく外出できる日がやってくるでしょう。
その日が来るまでには、まだまだ時間があります。
私たちにできるのは、
マスクとともに、そのマスクの下に隠されたニーズを探索することです。

方向性は正しいのか、
必要なものは何なのか、
間違った選択をしてはこなかったか、
そして、あなたのワードローブはあなたがやるべきことをやり、到達すべきことを到達するために存在しているのかどうか、
自分へ問いかけ続ければ、きっとわかるようになるでしょう。

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