季節が変わるとき、いつも同じように感じる方も多いでしょう。
去年は何を着ていたんだっけ?
今の自分にぴったりの服を持ってない、
かといって、何を新たに付け足したらいいかわからない、
などなど。
毎年同じように繰り返される、自分の頭の中に渦巻く疑問。
そして、とにかく足りないということで何か新しく付け加えるものの、
次の年になると、また同じ疑問が繰り返される。
その結果、ワードローブはふえていき、無限ループから抜け出せない。
そうならない前に、次に何か買う前は優先順位とそのニーズを考えましょう。
まず優先順位です。
どこの場面の服が今最も必要なのか、考えてみてください。
通勤着なのか、
近所へ買い物へ行くときの服なのか、
趣味のヨガやキャンプのための服なのか、
とびきりのおしゃれをしていくときの服なのか、
どの部分が足りないのか、まず見極めましょう。
次に、そのニーズを把握しましょう。これは自分なりのもので結構です。
通勤着であるならば、そのニーズは何なのか。
例えば、着ていて楽で、洗濯がしやすく、職場の雰囲気、あるいは仕事の内容に合ったもの。
近所へ買い物へ行くときの服ならば、
例えば、絶対に日焼けしたくないから日焼け防止重視、そして鍵や小銭が入るポケットがあるもの。
趣味のヨガだったら、
まず動きやすいもの、かつ帰りに買い物に行ったりもするので、羽織れば外に出られるレベルのもの。
とびきりのおしゃれのためだったら、
ちょっとぐらい着にくいとか、あるいは洗濯が大変でも、
ホテルのラウンジでお茶をしたり、レストランで食事をしても平気なぐらい、
気合が入った素敵なもの。
このように、それぞれの場面で必要な服のニーズは変わってくるでしょう。
まずはこれを把握してください。
ここまでもうできたら、もう既に持っている服を点検します。
大きなポイントは色です。
全部取り換えるのでなかったら、もう既に持っている服に何か付け足すことを考えます。
そのときに、全く合わない色のものを付け足すと、それもまた着ない服になる可能性がありますので、もう既にある服と色合いが合うように、買う色を決めます。
例えば、
ネイビーのスーツをもう既に持っているのなら、
白や水色のシャツやカーディガンがいいかもしれません。
無地がもうあるのなら、ストライプやチェックもいいでしょう。
また、ベージュのコートを持っているのなら、
オフホワイトのシャツやセーター、
または黄色やオレンジのカーディガンもいいでしょう。
こうして絞っていくと、次に買う何かの特徴も決まってきます。
あとは、どの場面で足りないと感じるか、どの場面で着たいものなのか見つけたら、
より一層ターゲットは狭まります。
例えば、ネイビーでそろえている通勤着、
真夏になる前の暑い日に着るものがないと感じていることを思い出したら、
ジャケットがわりになる、一枚でさまになるシャツやスキッパー(かぶりのシャツ)がいいかもしれません。
また、グレーでまとめている、近所へのお買い物ルック、
着るもので日焼けを防ぎたいのなら、日焼け防止できる素材の、白またはグレーの薄手のジャケットが必要かもしれません。
とびきりのおしゃれの日のための服。
去年、素敵なオールドセリーヌのドレスを手に入れたのに、
合わせる靴がない。
だとしたら、必要なのはこのドレスにぴったり合う靴でしょう。
こんなふうに、何か新しいものを買う前に、
自分にしかわかり得ない、自分のニーズを把握しましょう。
これができていないと、また来年も同じ疑問が頭の中に渦巻くことになります。
そして同じ疑問が頭の中に渦巻くということは、
何かが間違っていたということです。
いくら捨てても、まだないのならば、
間違っていたのは、捨て方ではありません。
何度別れても、まだ同じ失敗を繰り返すのなら、
別れ方が問題ではなかったのと同じこと。
似たような人と付き合ったら、また同じ羽目になります。
間違っていたのは、捨て方ではなく、取り入れ方です。
捨てても捨てても同じことを繰り返すその前に、
自分の好みとニーズを把握しましょう。
それができるようになればなるほど、
この疑問も浮かばなくなり、
人生の失敗と無駄も、きっと減っていくに違いありません。
軌道は修正されれば、それでいいのです。
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