まだまだ多くの人が似合う似合わないに拘泥しています。
自分がちょっとこだわる程度なら、まだ傷は浅いでしょう。
しかしこだわりすぎるなら問題です。
あなたはそのこだわりにとらわれて身動きできなくなります。
しかしもっと問題なのは他人があなたのルックスに対して似合う似合わないを判断することです。
それはルッキズムの一種です。
ルッキズムとは、他者の外見や身体的特徴で他者を差別する考え方です。
「似合わない」ことで他者を低く見積もるなら、それはれっきとしたルッキズムです。
しかもその「似合わない」は決して絶対的なものではありません。
地域と時代によって「似合う」はいくらでも変わっていきます。
ある地域と時代の「似合う」は、違う地域と時代に行けば簡単に「似合わない」に変わります。
そのため、似合う似合わない論はどこまでいっても決着することはなく、不毛なのです。
誰かがある人のことを「似合わない」という理由で批判したり、見下したりするのなら、
その誰かはれっきとしたルッキスト(外見重視主義者)です。
それはジェンダーや国籍で誰かを差別する人と同列です。
自分が何かを着て、なんとなく違和感を感じることはあるでしょう。
それは例えば、
なんとなく自分のアイデンティティとはかけ離れている
自分のジェンダーとは違う
なりたい自分ではない
などなど、そういった感覚はあり得ます。
それは自分の感覚であり、他人が決めたものではありません。
あなたはその自分の感覚に従って、
着るものをより本当の自分に近づけるために変えていけばいい。
しかし他人から言われる「似合わないからその服を着るな」
という言葉があなたに要求するのは服従です。
皮肉なことに、「服」という字には従うという意味もあります。
服従とは、従うという意味の言葉が2つでできた言葉です。
服従を重ねていけば、
あなたは自分から遠ざかります。
簡単に搾取され、
誰か他人が決めた人生を歩くことになります。
他人が言う「似合わない」にはそんな罠がひそんでいます。
身動きがとれなくなる前に、
そんな罠を見つけたら、
飛び越えるかよけるかしてください。
支持していない人への「服従」ではなく、「抵抗」を選びましょう。
自由に選択する権利は捨てずに、
選び続けましょう。
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