テーマカラーを決めて、それに対してさし色を入れましょうと言われても、
よくわからない方が多いのではないかと思います。
よほど美術やデザインの勉強でもしない限り、色の組み合わせなど、習うことはないですからね。
では、よくわからない人はどうしたらいいか、説明します。
まず、上の写真を見てください。
リバティの生地の柄のサンプルです。
このようにまず自分が好きだなと思える色合いの柄物を見つけます。
生地でなくても構いません。紙に印刷されたものでももちろん結構です。
この中では、Mirabelleを選ぶとします。
生なりやエクリュを中心にコーディネートする場合、この生地に使われている色と同じ色をさし色として使えば、全体のコーディネートがしっくりきます。
この場合でしたら、生なりに対して濃い赤紫や濃い青、くすんだ緑などです。
なんせ、色のプロが選んだ色合いですから、失敗はありません。
自分で色についてどうもわからないという方は、まずお気に入りの柄物を見つけてきてください。
最近はリバティやキャス・キッドソンなど、かわいい柄物がたくさん出回っています。
そして、そこで使われている色を参考に、さし色として使っていきましょう。
自分が考えただけでは思いつかなかったような、はっとするような色合わせの、
素敵なコーディネートになるはずです。