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2010年7月12日月曜日

おしゃれのルール 第七回目 情報操作はどうやってする?

さて、前回、「今のあなた」以外の情報を与える服は選ぶべきでないという話をしました。
ここで勘違いしていただきたくないのは、私は、ブランドバッグを持つなとか、
安い服はいけないと言っているわけではありません。
そうではなくて、「今のあなた」より前に出ていこうとするものを選ばないで、と言っているのです。
それはまるで、主役を食う脇役なようなもの。あなたという舞台が台無しになります。
また、必ずしも安い服だから品質が悪い、または高い服だからいい品質というわけではないというのが現状です。
これはアパレル業界にいたからわかることなのですが、製造元から販売されるまで、たくさんの商社や問屋が入れば入るほど、最終的な小売価格は高くなります。
そしてこの中間に入る業者をぬかして安く売るシステムが最初に始まったのがアメリカで、ギャップやバナナリパブリックなどは、そういう企業の代表でした。
そして、日本では、後にユニクロが同じ手法を取り入れることになります。
ですから安いものだから、安い品質というわけではないのです。
ただ、やはり大量生産ではあるので、数はたくさん市場に出回っています。

ではそういった安いものを取り入れるにはどうしたらいいか。
方法は同じです。
「今のあなた」より前に出ていくような情報のものを、取り入れなければいいのです。
たとえばユニクロの例でお話ししましょう。
よく、「ユニクロかぶり」と言って、同じ服がかぶるからユニクロが嫌だと言いますね。
けれども、本当に嫌なのはそこでしょうか。
たとえば銀座を歩くと、ルイヴィトンのモノグラム柄のバッグを持っている人にたくさん出会います。
でもだれも、ルイヴィトンかぶりだから嫌だなんて、言いませんね。
つまり、本当に嫌なのはデザインがかぶるからじゃなくて、値段が安いとばれるからなのではないでしょうか。
ならば、どうするか。なるべく情報が流通してないもの、またはまったくわからないものを選べばいいわけです。つまり、今週の期間限定といって、チラシに値段やデザインが大きく出ているものは、だれが見ても値段がわかってしまうのでなるべくさけます。
けれども、シンプルな白いTシャツは、たとえ1万円のものをデパートで買ったとしても、素人にはそれほど差がわかりません。ましてや、インナーとして着たら、もっとわかりません。ですから、そういうものは選びます。
またユニクロという情報が流通してないもの、たとえばネットや限られた店舗でしか販売してないような商品は、どこのもので、値段はいくらという情報がわからないので、選ぶ対象となります。
こうやって、他人が見て、すぐ値段やブランドがわかってしまう情報の商品を避ければいいのです。
主役はあくまであなた、値段が高かろうが、安かろうが、自分よりでしゃばろうとする服は、
取り入れないことです。